Amy's This Week
2023.03
3/13-19, 2023 Deep Purple VIP東京、広島&福岡と、『オットーという男』
久しぶりにまた周回遅れとなってしまった週報。これを書いている今はDeep Purpleツアーも無事終了しています。が、その後すっかり体調を崩してしまいました。微熱と倦怠感、時々の激しい咳と恐ろしい色の痰…。喉は全く痛くないし、熱も最高が36.8度だったので今更のコロナではないと思っていましたが、どうにも辛くて病院に行ったら急性副鼻腔炎でしたorz
もともと喘息持ちなので、そんな者には風邪の細菌などがきっかけでなり易いとか。なるほど。これが初めてではないので妙に納得してしまいました。そんなわけで数日動けず、やっと病院へ行って気持ち軽くなってきたところです。週報どころか、頂いたメールにも対応できずにいました。申し訳ありません。徐々に復帰しますので、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
というわけで3/13-19の週です。この週はついに始まったDeep Purple Tourの初日at武道館からスタートしました。
Deep Purpleの日本でのVIPはこれで3回目と思っていたら、マネージャー女史がバンドに私を紹介する時に「彼女はもう日本で15年前からVIPをやってくれてるのよ」とおっしゃっていて、ん?そんな前から?と思って後で調べてみたら2009年からで、まあ1年はサバ読みですがw 今回で4回目でした。バンドも自分も、元気で続けていられてなんとも嬉しいことです。
初日の武道館はあいにくの雨でしたが、VIP集合時間の頃には止んで一安心。アリーナから漏れ聴こえるサウンドチェックも順調の様子。今回はこの日の武道館だけステージにLEDバックスクリーンがあるので、そのテストも入念に行われていました。
このデザインは新鮮でしたね。一見『In Rock』のジャケ写風ですが、よく見れば岩山ではなく氷山だし、ちゃんとメンバーのルックスもアップデートされててサイモンもいました。そんなLEDスクリーンは広がったコの字形になっていたので、左右のスタンドからもよく見えて良かったのではないでしょうか。これが武道館だけというのが惜しいところですが、まあ武道館は常に特別ということなのかな。
今回はミート&グリートとその前にステージツアーがあります。パープルVIPでは前々回にもあったかな。KISS VIPでもありましたが、いつでも実際にセッティングされたステージに上がるというのはエキサイテイングです。武道館では、ここからステージに上がりました。足元気をつけて下さいね〜!
VIPの皆様は各自自由にステージ上で撮影が出来ます。その後は、皆様のスマホを使って私がドラムスの前やアリーナをバックにした撮影をしました。KISS VIPでのステージツアーや、過去のナイト・レンジャーなど各自のスマホで皆様の撮影をする時にいつも申し訳なく思うのですが、実は撮れる写真枚数に物凄い差があります。およその撮影時間は皆様均等なのに、その間に撮れる写真の枚数がデジカメだと2枚、Androidだと多少の機種による差があっても3〜5枚、iPhoneならそこで10枚近く撮れるのです。
もちろん、こんな時のためにスマホの機種を選んでいるわけではないと思いますので仕方のないこととはいえ、iPhone恐るべし。iPhoneの人はラッキーですよね。本当に楽しくなるほどシャッターが落ちます。逆にAndroidは機種によるとはいえ押し並べてシャッターが落ちるのに時間がかかるため連写が難しく、毎回「すぐシャッターが落ちなくて…」などと言い訳がましいことを言ってしまいます。ごめんなさい。
さて無事ステージツアーが終わると、いよいよミート&グリートです。バンドに帯同するマネージャーから「準備はOK?」とのメッセージが入り、「OK」と返事をするとすぐにバンドが登場しました。
ディープ・パープルというバンドは大御所過ぎて、もう全てを超越しているように感じます。つまり、個人のエゴが一切無いのです。アーティストにとってエゴというのは決して悪いことでは無く、ある意味それがあるからスターでもあるわけです。ただ、メンバー達それぞれのエゴが均一ではない時、ステージではそこがまた緊張感あるプレイになって良いのですが、ミーグリでの緊張感はごめんですね〜w まあ少なくはないのですよw そういうことは。
「俺は左側が良い」「俺は握手したくない」「俺はファンに一番注目されたい」…などなどww そりゃあいろいろありますw てか人気アーティストたるもの何かしらエゴがあって当然です。はっきり言ってもらえた方が、こちらもやりやすいです。が、パープルの場合、本当に本当に無いんですよねw ありがたいというか、むしろ申し訳ないというか。まさに、実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂かな、ってことでしょうね。
イアン・ギランはVIP(ミーグリ)を始めた15年前から登場しません。これは彼の足が弱いのでステージ前はギリまで足を休めるためで、はっきり前もってVIPには参加しないと教えてくれているし、無理して出てきてくれてステージで足が痛くなりアンコールは座って…などとなるより100万倍良いし、他のメンバーもよほど気が楽だと思います。その結果の和やかなミーグリで、ファンもスタッフもありがたいですよね。
こちらはAmy’s VIP ClubメンバーのYさんです。お久しぶり!
そんなエゴが一切ないパープルのミーグリで唯一プチ困ることと言えば…登場する順番というか、ミーグリでメンバー達がどの順番で並ぶかが全く分からないということですww 実際本人達が一切こだわっていないので、全く自然にバックステージの廊下で一番ミーグリ現場に近かった人から歩いてきているだけのことなのでしょうが、今回はまたもう綺麗に4公演全てでミーグリでの並び順が違いましたww
ファンにとっては「今日はどんな順番かな」というお楽しみもあるし、こちらとしては並び順を見るだけでどこの会場か分かるのでありがたいですww そして「全公演でVIPに参加する!」といったコアなVIPさんにはとても嬉しい結果になりましたね。
無事にミーグリが終了した東京VIPにご参加の皆様。ありがとうございました!この後のライヴをお楽しみ下さいね。
オープニングはガツンとキメてくれます。いつ聴いても熱くなりますね。特にギターソロ!私が初めて『Highway Star』を聴いたのは、とある都内私立男子校の文化祭でしたw なんてカッコ良い曲なんだろうと思って、原曲を調べてDeep Purpleを知ったのでした。(それは『天国への階段』も同じw)
頭の中にインプットされている50年以上前のアルバムの声と全く変わらない声で今も再現してくれるのは本当に驚異的だし、感謝以外の何ものでもありません。イアン・ギラン素晴らしい!
ということで無事にDeep Purple Live In Japanは終了しました。その後中3日を挟んで、Show #2は広島でした。
コロナ禍挟んでお久しぶりの広島は、駅周辺があまりに変わっていて驚きました。タクシーの運転手さんも「まだまだ変わりますよ。来るたびにどこか変わっています」と。まるで渋谷じゃないですかw さて広島と渋谷、完全変貌を遂げるのはどちらが早いかな。
広島以降の3公演では、LEDスクリーンが無い代わりに、ロゴのバックドロップがセットされました。これはプロモーターさんのアイデアです。何も無いと寂しいからと。がこのロゴ、リッチーがいた頃の古いロゴなのでイアン・ギランが怒りはしないかと、T社長は内心ヒヤヒヤしていたそうですw がもちろんもうエゴを超越したパープルです。イアン・ギランが何かを言うこともなく、T社長はホッとされたとのことでしたw
今回地方公演中唯一の平日だった広島は、予想通りVIP参加の皆様は最小人数でした。つまり一番美味しいということ。まあ平日頑張っていらしたメリットですよね。
皆様、お忙しい中おいで頂きありがとうございました!Amy’s VIP Clubメンバーのしんげんさんもお久しぶりでした❤️
そして迎えた日曜日の福岡です。ものすごく良いお天気でした。私はこの日の午前中、市内にあるアクロス山という所に登ってきました。って全然山ではなくビルの屋上なんですけどねww 福岡市内を一望出来ました。
午後に行く福岡会場方面です。アクロス山の頂上(ビルの屋上)は本当に風が気持ち良かったです。
ここ福岡サンパレスは、1997年と1998年に連続して来日したメガデスのツアーで初めて来た思い出があります。以降多くのアーティストで来ましたが、未だに私にとっては『メガデスで初めて来た会場』です。
福岡会場にいらしていたAmy’s VIP Clubメンバーさんのミーグリ・オフショットです。こちらダームマンさん。お久しぶりです❤️ 今回は初めてサイモンが端っこになっていましたね。
こちらはShokoさん。皆様お元気そうで何よりです❤️ Amy’s VIP Clubの皆様へはミーグリ・オフショットを直接お送りしますね。しばしお待ち下さいませ。またメンバーでは無い皆様、よろしければぜひご参加下さい!
そんなわけで、福岡VIPも無事に終了しました。皆様ありがとうございました!大阪公演については次週です。
そんな週の一本は、『オットーという男』です。
ある意味とてもアメリカ的なお話でした。端的にいえば最愛の奥様を病気で亡くし絶望した偏屈な男性が、自らも妻のあとを追おうとするもご近所に引っ越して来た明るいラテン系一家に救われるのですが、そのご近所女性の介入ぶりがいかにもラテン系というかアメリカ的だなと思った次第。
なぜなら、日本だとあそこまでご近所さんに突っ込むというか、介入することは無いな〜と思ったのです。少なくとも今の東京ではあり得ないですね。冷たいというわけではなく、日本人の場合そこまで突っ込んだら失礼とか、もっと遠慮が優先してしまうと思うのです。ま、結果的には冷たいということになるのかもしれないですが。
私が高校生の頃、地元の友人の家に行くと時々「春子おばちゃん」と呼ばれるおばさんがいて、私も「春子おばちゃんこんにちは!」とご挨拶していました。時には友人の親が留守の時も春子おばちゃんがいておやつを出してくれたりして。その後しばらくしてから、その春子おばちゃんは特に親戚のおばさんとかではなく、単にお隣に住むおばさんだったと知ったのでした。古き良き時代ですよねw 今は考えられないな〜。
ともあれ、大事な人を亡くした悲しみはとてもよく分かるので、回想シーンなどではかなり私も涙ぐみました。なかなかグッときました。そして憂いだのは、これからの日本はどんどんこうした偏屈老人が増えていってしまうのかもということ。せいぜい自分はそうならないように気をつけたいと思いましたw
さて、今回Deep Purpleとは全く関係ないながらめちゃ心踊ったことが二つありました。その一つがコチラ!
博多駅で逢えました。特急ソニック。ぎゃあ〜なんてイケメンなんでしょう!!博多から大分方面へ行くんですね。カッコい〜❤️ 乗る機会は無いかもしれませんが、見れただけで超ハッピー。うふふ、私プチ撮り鉄なんですw 心踊ったもう一つは次週にね。
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