Amy's This Week

2021.03

30
2021.03.30

3/22-28, 2021 1年ぶりのライヴと、『ミアとホワイトライオン』

昨年、コロナ禍入りする直前の2月に、ギリでラスベガスのエアロスミス公演を観ることが出来たのはラッキーでした。がそれ以降、チケットを買っていた公演は軒並み延期や再延期。そんな中、ついに丸1年経ってライヴを観ることが出来ました!振り返ってみれば、私の人生で丸1年ライヴを観なかったのは、中学2年生以来のことでしたww

埼スパ〜!玉アリ〜!どっちでも良いですがw 本当にあるんですね?!土日2公演で、前夜の土曜日は無事に実施されたとか。私の行った日曜日は、それでも始まる直前までドキドキしていました。いつもは開演時間ギリに会場に入るのに、この日は開演1時間前に入りましたよ(^^;

もともとは昨年末の予定だったので、キャパは5,000人での埼玉スーパーアリーナでした。なんて贅沢!が、1週間ほど前に緊急事態が解除されたので、急遽追加チケットが販売されたようでした。それでも過去の記憶では、会場周辺にもっともっと人が溢れていました。ライヴ前に周辺でランチをしようと思ったら、かなり前から予約していないと完全にランチ難民になります。それを思い出して私も1週間前になって予約しましたが、1週間前で楽勝w 実際の店内も空いているテーブルがあったりして…。

会場に入ると、アリーナに並べられた椅子は一つ置きに席番が付いていました。スタンドも含め、全ての席が使用するのは一つ置きのようで、前後が互い違いなので、これはよく観えます❤️

開演の1時間も前に入ってしまったので、ゆっくりマスクをしながら友人とおしゃべりをしていたんですが、場内を見渡すと今までステージ前左右にあったようなライティングのタワーは無いし、ステージの裏のスタンド席も丸見え。つまり、スクリーンが張られていません。スクリーンがあればそこにビデオを投影するわけで、かつてエアロスミスのライヴでその上映がうまくいかず、スティーヴンが約1000万円も映像のプログラミングにかかっているのに何やってるんだ!と怒っていたのを覚えていますw それほど、映像にはお金がかかるものなんですね。最近はLEDでの映像も増えたので、予算はもっとかかるのかもしれません。

で、そんな映像は一切無くしたんですね。ステージ両サイドのスクリーンはある意味生中継なので、プログラミングはありませんから。これは…これほどの大きな会場で5,000人しか収容しない予定だったので、極限まで制作費を切り詰めたんですね。チケット代を高くするのではなく。なんていうファンへの思いやり!

ライヴも、Luna Sea史上初めての二部制で、途中の休憩時間に空気を入れ替えるとのこと。そうか、ライヴ会場は映画館のように自動的に空気を入れ替えるシステムにはなっていないからですね。もちろん観客は全員マスク装着の上、声出し無し。友人は年末にイエロー・モンキーのライヴにも行ってすでに無言ライヴの経験をしていましたが、私は初めてです。終盤INORANが前に出てきてモニターに足を乗せ「『Tonight 』だ!」と思った時は、思わず「あ゛」と声が出てしまい焦りましたww

以下、ライヴ写真は公式から。撮影 by 田辺佳子氏、横山マサト氏。

洋楽ライヴではわりと見慣れているんですがw 邦楽的には非常にシンプルな、ライティングとレーザーのみの演出ライヴでした。(あ、ミラーボールもあったwww)そうして少人数の観客売り上げで、チケット代金を上げることなく、大きな会場費やクルーの人件費を削ることなく賄う姿勢はライヴ以前に大感動ものでした。でも可哀想に思ったのは、中央通路を左右に動くビデオカメラマン。本来なら下にレールを敷いていたでしょうに、ずっと重いカメラを持ったまま左右に横移動を繰り返していました。お疲れ様でした!!

毎回のお楽しみである銀テープも無かったし、SUGIちゃんの口を付けたウオーターボトル遠投も無しw ファンとして少し残念に思ってしまうようなことにも、それを止めたことへの思いやりを感じました。アンコールも終わってのラスト、会場全体で一つになってジャンプする儀式(?)もエア。それでも十分の一体感を得られました。本当に、バンドも、ファンも、運営も、みんな頑張った素晴らしいライヴでした。

ライヴそのもので言うと、生まれて初めて歓声が一切無いライヴで、ドラムスの音があまりに良いことに驚愕しました。たぶん、ナマの音もしっかり響いて聴こえたのだと思います。また、SUGIZOのコーラスの声も初めて聴こえましたw あ、本当に声出して歌っていたんだ!とwww

アンコールも終わって、バンド全員が前に出てきた時、感極まったのであろう真矢くんが泣いてしまい…T T 50歳の男泣きですよ。暮れにコロナに罹った時は「死んでしまうかも?」とも思ったそうで、でも復活して無事に素晴らしいライヴが出来て。ここ数ヶ月の葛藤や最高なライヴを終えられた安堵や…そりゃあ泣けますよね!それをとびきりの美しい笑顔でよしよしするINORAN❤️ いやぁ〜マジもらい泣きしてしまいました!! INORANのルックスの美しさだけではなく、彼らの心の、音楽への、バンドへの思いの美しさに。それを一切声を出さずに拍手のみで見守る観客にも。ああ〜、本当に素晴らしいライヴでした。一生忘れない!

これから何年も経って、コロナが思い出話になった時に、再び派手な演出のライヴを楽しみながら、「あの時はコロナのおかげで、貴重なライヴが観れたね」と話せる日がくるでしょう。それはきっとバンドも同じ。本当に良かった。真ちゃん、復活してくれてありがとう。他のメンバー、健康をキープしてくれてありがとう。関係者の皆様、素晴らしいライヴでした。本当にありがとうございました。

コロナ禍で身動きが取れなくなり、旅からも、ライヴからも遠ざかっていた中、この日は私の「始めの一歩」になりました。まずは国内のバンド、ライヴからとなるので、Luna Seaを好きで良かったww 早く洋楽ライヴも楽しみたいです。どれほどの感動をするでしょうか。

そんな感動のライヴの前祝いのようなランチ。昨年同じ友人と獲得していたGo To Eatのポイント1,000ポイントを利用することが出来てスッキリw おかげで1,500円で美味しいマルゲリータ・ランチを楽しめました。

 

そんな週の一本は、『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』です。

ホンモノのライオンの赤ちゃんだなんて、これは私、絶対に観なきゃダメでしょう!と思っていたのに、なかなかタイミングが合わず、気づけば今週金曜まで?!!慌てて行ってきました(^^;

監督さんのこだわりで、一切のCG無し!3年の歳月をかけて、実際にライオンと子役の成長をそのまま見せてくれます。お互いに慣れるように、毎週必ず数日、数時間、共に過ごすようにしたそうで、その成果がしっかりと実を結んでいました。良かったです❤️ そうした映像では大満足しましたが、テーマである南アフリカの動物に対する実態は胸をえぐられるようで、大変辛いものでした。動物に対する考え方は、そのままその国の成熟さに比例すると思います。そうした中で、南アフリカはまだまだ人間のことで精一杯なのでしょうか。日本も未だに生体販売をしているので遅れている方ですが。早く世界中で動物に対する考えを進化させて欲しいものです。 そんな南アフリカの中でもサンクチュアリーがあり、その保護区の中に入りさえすれば、誰も動物に手を出せません。ラスト、保護区の中の現地の人が「おいでおいで」と手招きをするシーン。ぐわ〜っと涙が込み上げました。良かった〜涙 南アフリカで、商売としてライオンのハンティングをさせることはイコール、命をお金で売っている/買っていることになります。日本でもペットが欲しいからとショップで買おうとするのは、南アフリカとやっていることは同じ。早くもっともっと世界の文明が物理的にだけではなく、心理的にも進化しますように。願って止みません。

 

さて、東京のコロナ新規感染者は停滞気味ながらも少しずつ再び増加傾向。地方では早くも第4波と言われてる所もあります。ワクチン接種はどうなってるの?日本は遅過ぎませんか?!私がイラついても始まらないので、ここはジッと待つしかないですが、どうか年内には洋楽ライヴも楽しめるようになりますように!旅も出来るようになりますように!お願いしますよ!!!