3/25-31, 2019 トルコ至宝展と、『ブラック・クランズマン』

私がトルコへ行ったのは2010年のことでした。旅好きなので、行った先はどこもたっぷり思い出がある中、特にトルコが別格になったのは、可愛い猫が多かったとか、予想の数万倍も古代ローマ遺跡が素晴らしかったとか、いくつも理由はありますが、一番は今でも仲良しの大切な友人たちが出来たことでした。数ヶ月に一度のランチ会は称してトルコ会。そして今年初のトルコ会は、ランチ後に再び皆でトプカプ宮殿のお宝を観る会になりました。

友人たちは「全然覚えてな〜いw」と言っていて私も似たようなものだったのだけど、唯一見覚えがある気がしたのは、このお宝短剣でした。う、うつくしい!!


これ以外にも、ついついうっとりと見とれてしまう宝飾の数々には、スルタンの栄華が偲ばれます。まるでカルティエやブルガリの展示会のようでした!素晴らしかった!
ターバン飾り。


これはいわゆるお急須でしょうか?説明書き読んだのに忘れましたw 黄金のポットなんて、重くて実用的ではないな〜w と思ったけれど、もちろん、宝飾品なのですから、実用的である必要はないですねw

射手用指輪。ルビーにクラクラ〜!ww

トプカプ宮殿の中でもこうした宝飾群に私は一番感動したし、このトルコ展のお目当てでもありましたが、他にも布地が好きな人には堪らない素晴らしい衣装の数々もありました。そして、チューリップ関連の美しいタイルの数々なども。

チューリップについては現地でガイドさんが丁寧に説明してくれていたので、トルコがオリジナルであること。宮殿のあちこちにチューリップの装飾があることなど、しっかりと頭に入っていました。オランダのチューリップのルーツなんですよね。トルコ語でラーレと呼ばれるチューリップは、そのラーレという音が神のアラーという音に似ているところから、トルコで絶大に愛されたそうです。日本人にとっての桜が、トルコ人にとってのチューリップなのでしょうね。

桜といえば、トルコ展の会場である国立新美術館の桜が満開でした!美術館の外でも中でも、目の保養が出来ましたよ。

そういえば、美術展のお楽しみの一つが最後にあるギフトショップです。普段は気に入った作品の絵ハガキやファイルホルダーなどを買います。が、今回はなんと、私がこの為だけとしても、もう一度トルコに行きたい!と思っていた、超お気にだったピスタチオ・ミルクチョコレートがあったのです!ぷらぷら商品を見いていたら友人が、「ねえ、いっぱい買っていたチョコレートこれじゃない?」と。え?きゃ〜!!!www

あはは、箱買いしましたよww トルコで見た時は最初1個買ってすぐ食べて超気に入り、その後行く所、行く所で見つけては買い込んで、結局10個以上買って来たのですが、日本では一切見つけられず。Amazonでも、ドンキでも取り扱いなしでした。まぁ実は私が気に入って買い込んでいたのはこのメーカーではなかったのですが、ネスレなら間違いないでしょう!wと思って、2箱買ってきちゃいましたw はい、間違いなかったですww ちなみに、トルコと言えば!のお菓子ロクムもありましたよ!(そっちも買えば良かったけれど、もうチョコレートしか見えていませんでしたw)

ということで、東ローマ帝国から続くトルコのお宝をたっぷり堪能出来るトルコ至宝展は、5月20日までです。私が旅したイスラム圏の中では、一番感動したトルコ。また行きたいトルコ。ヨーロッパとアジアを繋ぐ親日家のトルコ。可愛い猫がいっぱいいて、超美味しいピスタチオ・ミルク・チョコレートがあるトルコw ぜひ皆様もその魅力を観に六本木へいらして下さい。オススメです。
https://turkey2019.exhn.jp

美術展の前に寄ったミッドタウンをバックにした乃木坂の桜も綺麗だったので、写真を載せますね。こちら。


そんな週の一本は、『ブラック・クランズマン』です。

今年のアカデミー授賞式で脚色賞を受賞した時、プレゼンターのサミュエル・L. ジャクソンが叫び、その彼にスパイク・リー監督が飛びついて喜びを表したのがとても印象的でした。それほどの、スパイク・リー監督の積年の思いが結実した作品がこれです。

実話ベースだそうですが、アフリカ系アメリカ人にしか描けないアホな白人を揶揄するコメディを、アジア人の私は笑いながら鑑賞しました。するとエンディングでは、その笑いが凍りつくことになりましたが…。

2年前の映画『デトロイト』では、キャサリン・ビグロー監督がヒリヒリとしたアフリカ系アメリカ人(こう表現する私は、もちろんポリティカル・コレクトネスを意識しています)に対する差別の現実を、男より男らしく(これってセクハラになる?)描いていて、あまりにそれがストレートで、アジア人の私はどう反応して良いか分からないまま、自分に置き換えて怒るというよりは、対岸の火事という態度をとってしまった気がします。

が、スパイク・リー監督は問題をコメディ・タッチにしたので、むしろ入り易くしてくれました。しかも、緩衝材のような感じで、パートナーとなる白人をユダヤ人に設定(これも実話?)したことで、アホな白人たちの差別は、決してアフリカ系に対してだけではないことも訴え、見た目では自分たちですら見分けがつかないユダヤ人を差別するなど、いかに人種で差別することがナンセンスかを示してくれたのです。

アメリカへ行くと、いえ行かなくても映画などで分かりますが、さらにイタリア人もバカにされたり、ボストンやニューヨークでは、イタリア人と対比されるようにアイルランド人もバカにされたりしています。じゃあ、誰が一番なわけ?といえば、WASP=ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタントということなのですが、私に言わせて貰えば、アングロ人もサクソン人も、元は古代ローマを滅亡に追いやった、文字の読み書きも出来ずむやみに人を襲撃して物を略奪した蛮族じゃないですかww

というわけで、あらゆる人種が混在するアメリカで、人種差別というのは全くナンセンスでしかなく、だからこそアメリカ人たちは永遠にこのテーマと共存して生きて行かなくてはならないでしょう。とにかく人は皆同じ!犬だって血統書あるなし関係なく皆同じだし、猫だっておうちの子も野良も同じ!何人であろうとバカはバカだしねww

前述した「凍りつくエンディング」というのは、コメディタッチで終始したこの作品のラストを締めるべく、スパイク・リー監督が付け加えたドキュメンタリー映像の数々です。思わず映画『デトロイト』を思い出させ、笑っているだけではダメだと、ふと現実に戻されてしまいますが、もちろんそれが彼の狙いですね。スパイク・リーは一生をこのテーマに捧げるんだろうな。テーマを持った人生って素晴らしい!

話は飛びますが、主人公のジョン・デイヴィッド・ワシントンは、あのデンゼル・ワシントンの息子だそうで、こんな大人の子供いるなんてびっくり。思わずググったら、デンゼルってもう60過ぎていたんですねw

…なんて書きながら思えば、明日にはついに平成の次の元号が発表されます。益々昭和生まれが古い人間になりますね〜ww それでもどんな元号になるか楽しみです!それでは皆様、平成最後の桜を楽しみましょう!!!

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