3/9-15, 2009 週報

忙しいんだか、忙しくないんだか、全然わけ判んないうちに終わってしまったような一週間でした。映画は1本。『ダウト〜あるカトリック学校で』

アカデミー主演女優賞ノミネートのメリル・ストリープと、 同助演男優賞ノミネートのフィリップ・シーモア・ホフマンの演技バトルでした。さらに同助演女優賞ノミネートに同時にこの作品からヴィオラ・デイヴィスとエイミー・アダムスの二人。実際、この4人の演技は本当にそれぞれスゴかったです。1964年の東海岸(ニューヨーク)という、時代と地域を考えると、この作品の奥の深さが判るような気がしました。

(以下ちょっとネタバレ) 特に東海岸ではまだまだ有色人種への差別が意識の中で深く残る60年代ながら、 ニューヨークという北部の大都会では、リベラルであることを良しとする。 だから、表面的には有色人種を受け入れているフリをしているけれど、人々の根底には差別意識があるし、される側も諦めに似た思いでそこに居る。

そしてさらに同性愛者への差別は、ついこないだの米大統領選挙の日にカリフォルニア州でプロポジション8が可決されたように、21世紀の今現在でも、教会関係者を中心に強く否定されている。

この二つがダブってしまった人は…?1960年代のニューヨークで…… 本人もその親も実はすっかり諦めていて、ひたすら穏便に生きていく事を祈っている。それを、聖職者の二人がエゴのぶつけ合いでブチ壊してしまうのだ。

別に私はカトリック嫌いではないけれど、そして宗教というよりこの二人の個人的資質の問題なのだろうとも思うけれど、とにかく圧倒的に考えさせられる問題。そして、二人の演技があまりに鬼気迫る迫力があるので圧倒されてしまうけど、考えれば考えるほど、気迫では一枚上手のメリルの方が単純で、結局は折れたように見せたフィリップの方が、実は裏がありカトリックの精神の元に自らを犠牲にしてメリルを立てたのか……とかね。もう、ぐちゃぐちゃになって、考えれば考える程、わけ判んない。

ってことで、観終わって決してスッキリするような作品じゃないです。でももしかして今年は明るく行きたい、みたいなアカデミーだったから落ちただけで去年だったら少なくてもメリルは獲ってたかもしれません。去年は暗くて重たい作品が旬だったからね。そして、ストーリーを追うと奥が深過ぎて疲れてしまうけれど、単純にベテラン俳優の演技バトルを楽しもうと思って観ると、何度でも見たくなるかもしれません。

特に『マンマ・ミーア』に続けて観ると、もう、メリル・ストリープすご過ぎだぁっ!

週末は、ちょっと早めでしたがお彼岸のお墓参り。父が亡くなってもう6年になるなんて。とてもお天気の良いドライヴ日和な日で、こんな時は父が私にドライヴの機会を与えてくれてるのだと思ったりして。家族全員東京なのに、父は富士山が好きだったし、車関係の仕事でレースの仕事もしていた為、富士スピードウェイによく通っていました。そこで、なんとうちのお墓は富士スピードウェイのお隣!遠くて行くのはちょっと面倒なんだけど、でもお墓参りのお楽しみの一つがメロンパンです。

東名高速海老名サービスエリア下り線のみに出店しているメロンパン専門店「ぽるとがる」で、メロンパンを買うのです♪ それが今回は期間限定でイチゴパンもあったから超ご機嫌!

知っている人には「今さら」のぽるとがるのメロンパンですが、一時大騒ぎされたブームが一段落ついて、やっと落ちついて買えるようになった気がします。それでも列は相変わらずありますけどね。大体この頃はせいぜい10人程度の列なので、すぐ買えます。メロン果汁入りの味もさることながら、やはり魅力はその香り。密封でもないのに袋から出した瞬間、ぷ〜〜んとメロンの香りが広がります。この匂いが、このメロンパンを普通じゃなくしている気がします。

ってことで、スタッフにも毎回お土産でメロンパンを買って帰るのですが、スタッフBは現在花粉症の真っ盛りで、たぶん全然この匂い、判ってくれてないと思います。残念っ!!

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