Amy's This Week
2020.05
5/11-17, 2020 Soundcheck Live! チャリティー・リモート・ライヴ
今週はフィレンツェについて書こうと思っていました。なぜなら…他に書くことが無いからですwww が!急遽VIPクラブでもお馴染みExtremeのヌーノがかなりフューチャーされたチャリティー・リモート・ライヴが公開されましたので、そのことを。
Soundcheck Liveというのは、現アヴリル・ラヴィーンの音楽ディレクター、スティーヴ・ファーラッツォ(ヌーノのExtreme前のバンドDrama Godsの元メンバー)が2016年に創設し、既に活躍しているアーティストや今後活躍が見込まれるアーティストがお互いにネットワークを広げ、スキルを公開する場として毎月様々な組み合わせでオールスター・ジャムを開催してきた組織です。ハリウッドにあるライヴハウスで月に一度、様々なアーティストが参加するジャム・ライヴを実施し、そのスティーヴの考えに賛同したヌーノも、度々ジャム・ライヴに参加していました。
そんなハリウッドのど真ん中にあるライヴハウスも、新型コロナウィルスの影響を受けて休館。そこで多くの「今後活躍が見込まれるアーティスト」たちを支援してきたファーラッツォ氏は、COVID-19の影響でライヴが軒並み延期またはキャンセルとなる中、経済的に困窮するミュージシャン、サウンドエンジニア、プロデューサー、ステージハンド(会場設営クルー)などの音楽関係者を支援することを目的に、ミュージケアズ基金のサポートを受けて、チャリティー・リモート・ライヴを企画しました。
ミュージケアズ基金というのは、アメリカ音楽協会(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス=グラミー賞の主催団体)により1989年に設立された福祉基金で、音楽業界で健康面、経済面の支援を必要とする人々を支える活動をしています。1989年の創設以来、約60億円以上を支援を必要とするミュージシャンや音楽関係者に寄付してきました。
ミュージケアズ基金は現在までですでに約2億円を、新型コロナウィルスの影響で困窮するミュージシャンや音楽関係者を支援してするために集めており、今後も継続していきます。このミュージケアズに直接寄付をしたい場合はコチラから。クレジットカードで25ドルから出来ます。
https://www.grammy.com/musicares/donations?utm_source=Spotify&utm_medium=partner&utm_campaign=Spotifycovid19
サウンドチェック・ライヴの話に戻ると、私は今週ヌーノのフェイスブックでリモート・ライヴ『Let It Be』を知りました。最初は「あら、Let It Be?」くらいの感じで映像を見て。ヌーノのギターはもちろん期待通りでしたが、Extremeと共にジョー・ペリーのソロ・ライヴでも会ったゲイリーもいるし、後半ではヌーノ自身も歌っちゃったりもしてるではないですかww しかも相当上手www また終盤の集団ギター・アレンジは秀逸でした。
そこで早速、Extreme VIPやMr.Big TPにも参加され、当会ではヌーノ・ギターでお馴染みのkouichiさんに連絡を取ると、Voiceにあるような情報を教えて下さったのでした。そうか、ヌーノの家からはLAの夜景が見えるのね!と、もう一度映像を見たりしてw あのMr. Big TPもすでに2年前となります。Burrn!誌も取材に来ていて、バックステージでのVIPの様子を撮影して頂きました。ありがとうございます!感染症など一切考えていない頃の笑顔です。
2018年のちょうど今頃でした。その5月22日日本出発で出掛けたロサンゼルス郊外でのパット・トリビュート・ライヴを観てパットのお墓参りをしたTPでは、悔しい後日談があります。それが、このSoundcheck Live。私たちTP一行が宿泊したのはハリウッドにあるホテルで、そこから徒歩3分の距離にあったのが、Soundcheck Liveが定期的に開催されるクラブでした。「ここなのね〜」と前を通っていたのですが、なんと私たちが日本を発った日に発表されて、帰国した翌日にSoundcheck Liveが開催されていたのでした!なんだよ〜(涙)
その、ちゃんと事前に把握していれば観れたかもしれない悔しいライヴを、Kouichiさんが探してくれました。するとギャ〜!!ナンシーも出ていて、『バラクーダ』に『クレイジー・オン・ユー』も!!ギター3本の身近ライヴは最高だったろうな〜(泣)
動画はコチラ。
https://youtu.be/aiou7E_ymzg
あ〜、ナンシーったら、1ミリも変わっていないですね。素敵過ぎる!と動画を見て大感動。そこでSoundcheck Liveを遡ってチェックしてみると、2016年の記念すべき第一回には、セバスチャンも出演していました。主催者がかつてのバンドメイトだし会場が近所なので(?)、ヌーノは都合がつく限り毎回出演しているようですね。
https://heavymetalhill.com/2016/03/18/steve-ferlazzos-soundcheck-live-opens-in-lucky-strike-love-hollywood/
というわけで、毎月実施されていたSoundcheck Liveが新型コロナウィルスのおかげで開催出来なくなったので、リモート・ライヴとし、それをミュージッケアズと連携してチャリティーとしたのは、さすがバークリー音楽大学卒業、文音両道のスティーヴ・ファーラッツォ氏。『Let It Be』を選んだのは、「先の見えない不安定な時に希望を与えてくれるから」だそう。「これを企画して良かったよ。今まで実施していた1回3時間のSoundcheck Liveが、この1曲5分間に凝縮されており、多くの人々にインスピレーションを与えると思うし、まさに今、それが最も必要とされていることだと思うからね」と。髪を思い切りとんがらせて、自身もキーボードで参加していますね。にしても、アヴリル不動のカメラ目線が気になるwwww
映像はコチラ。
https://youtu.be/Qrkc640GsPI
もちろん映像を何度も見て、楽しみましょう。楽曲そのものは少し退屈な曲だけど(ごめんなさい!!)後半のギターアレンジは目(耳を?)を見張ります❤️ それに、退屈とか言わずにこのコロナ禍にあって、改めて『Let It Be』の歌詞を味わって聴かなくてはいけませんね。今はある意味諦めが肝心。その中で、出来ることを。必ず答えは出るから。
そして、ぜひこの曲をダウンロードしましょう。iTunes Store(¥204)やAmazon(¥200)で曲を購入すれば、全額がCOVID-19により経済的に困窮するミュージシャンを始め、ライヴ関係者たちに寄付されます。200円だもの。それで私たちもSoundcheck Liveに参加したことになります。また、もう少し出したいな、というときは、こちらから直接クレジットカードにより寄付出来ます。($1から可能。上限なし)寄付に参加した人を見ていたら、スティーヴ・ヴァイという名前で150ドル寄付というのを見つけましたw
https://www.charitystars.com/project/letitbe-delivering-hope-for-the-music-industry
その昔、私がまだアメリカの会社に勤めていた頃、アメリカ人の上司に言われました。「何でも良いから、社会貢献を始めなさい」と。その時の私はまだお給料も低かったし、「え〜、こっちが寄付してもらいたいくらいですよ」なんて思っていたのですが、上司曰く「月5ドルで良いんだから。コーヒー一杯分。何かのため、誰かのためが、必ず自分のためになるから」
同僚に訊ねてみると、動物保護や美術振興など、それぞれが興味のある組織に月5ドル、10ドルのサポートをしているとのことで、ああ、アメリカにはこういう文化が根付いているんだな、と思いました。以来、私も動物が好きなので、動物保護関連で続けています。
エアロスミスやKISSの音楽関係者サポートTを、既に購入した方もいらっしゃると思います。最近はガンズも出しました。KISSのTシャツが出た時、KISSのクルー仲間からお知らせがあったのですが、便乗してバッタもんを販売する輩もいるそうなので、必ずオフィシャルから購入するようにしましょうね!ガンズのコロナ・チャリティーTはこちらからどうぞ。
https://gnrmerch.com/products/live-n-let-die-with-covid-45-t-shirt?variant=31623707066466
東京はまだまだ自粛生活が続いています。緊急事態が解除になったところも、「解除ではなく緩和で」と言ったのは、EXITの兼近(良いこと言うね❤️)。皆様、出来るところで、出来ることをしていきましょうね。私も楽しいことしか考えないようにしていますw なので来週こそ、フィレンツェかww
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