5/22-28, 2017 Earth, Wind & Fireと『ノー・エスケープ』

この週は大好きなEarth, Wind & Fire武道館公演で始まりました。昨年9月に来日したばかりなのに?なんて、ファンには有難いだけのこと。私には、半分ファンクの血が流れているのです!



親方モーリス・ホワイトが亡くなって 15ヶ月。もともと早くからモーリスは引退していたのでバンドの構成自体は変わりないものの、やはり昨年は気持ち少し沈んでいたように思います。って、今回のライヴを観て改めて振り返ると、そう思えました。沈んでいたというより、無理していたというか?意気込み過ぎていたというか?ともあれ、今回はリラックスして本来のパワー全開のライヴでした。



オリジナル・メンバー3人(左からヴァーディーン・ホワイト、フィリップ・ベイリー、ラルフ・ジョンソン)と、手前中央が私の好きなB.デイヴィッド・ウィットワース。昨年の来日時に確かここ週報にデイヴィッドについてなどたくさん書いた気がするので重複を避けますが、もしこのバンドがオリジナル・メンバーに固執していたら、今の活躍は無かったでしょう。新たな二人のヴォーカル兼パーカッションを入れたからこそ、特に、コネ入社(笑)のフィリップの息子じゃなく、実力入社のデイヴィッドね、彼がアース・ブランドを継続させてくれたと言っても過言ではない気がします。   メンバー紹介で、「ワインのように年を重ねるごとに益々魅力が増すMr. Voice!!」と言われたフィリップ・ベイリーは、確かに昨年の来日公演よりさらに驚異的な声を聴かせてくれました。あそこまでクリアでパワフルなファルセット・ヴォイスを出すなんて!残念ながら達郎さんは負けましたねww



デイヴィッドのキレッキレの動きを見ているだけで、やっぱりライヴって最高!!って思います❤️



お兄ちゃんとの共演では、会場から暖かい拍手が。   今時はシンセサイザー、ギターシンセ、プロトゥールなど、機材を駆使すればどんな音でも出せますが、やはりナマのホーン・セクションが3人いて、パーカッションがドラムスとは別に4人=4台から繰り広げられる迫力サウンドは唯一無二! また、もちろんバンドごとのスタイルはありますが、ベースも私はスラップが大好きなんだな❤️   ギターはロックではなかなか見ない短めストラップでお腹に乗っけて弾く系w  でもこれまた超絶旨い!見た目カッコ良いのも非常に大事なことなんですが、こうしてサウンドだけで勝負の職人ギタリストにも拍手喝采です❤️



…とまあ、月曜日からめちゃくちゃ楽しみパワーをもらった週の半ば、来月のカルロス・マリンVIPの打ち合わせがありました。



イル・ディーヴォは言わずと知れた4人組ですが、今回、初めてその中の一人カルロス・マリンがソロ公演で来日します。初ソロということで、その意気込みたるやハンパない!普通来日コンサートにおける様々なことは、アーティスト側=マネージメントの担当者とやり取りして決めていきます。アーティスト本人には最終的な了解を取るくらいでしょう。が、カルロスの場合はVIPはもちろん、ステージングから物販、宣伝にまでご本人が出てくるそうですww  マジ一生懸命なんですね、カルロスってば❤️    ってそれもそのはず、今回のカルロス・ソロ来日が成功するかしないかに、今後の他3名のソロ来日がかかっているのです!これはもうカルロスは自分一人のためじゃないでしょうね。他3人の分もすべて責任を背負ってフロンティアを買って出ているわけで、さすがグループの最年長者!他の3人は戦々恐々とカルロス来日を見守っているそうです。頑張れ!カルロス!私たちも頑張って、今後は1年おきのイル・ディーヴォ来日の合間に、代わり番こにソロ来日が出来ますように!そんなわけなので、ウルスファンもセブファンもデイヴィッドファンも、ぜひ今回はカルロスを応援しに来て下さいね❤️     そして…金曜日を迎え、月末までの法人税を支払うために銀行へ行っていた時です。iPhoneにメッセージが。「ずいぶん久しぶりだ。私も会いたいよ」(って、英語でしたがw)Earth, Wind & Fireのツアマネ氏からでした!!なんと!実は月曜日にライヴ行って感動して自分のFBにアップしていたら、かつてウィットニー・ヒューストンのマネージャーだった方から「え?E, W&Fならトニーがツアマネやってるのよ!」とのコメントがありました。え〜〜〜???!!!マジですか〜????!!!   かつて私はウィットニー・ヒューストンの仕事もしていました。どのアーティストも同じだと思いますが、ツアー・クルーってもう家族のようなものなのです。ただやはり皆仕事なので、なるべくコンスタントに仕事が欲しい場合(普通、誰でもそうですよね)しばらくツアーがお休みの時は他のアーティストに移り、そちらのツアーが長いともう戻ってこれなくなったり…などいろいろあるのですが、私が感じたのはやはりアフリカ系アメリカンだからでしょうか。ウィットニー・ヒューストンの場合、その結束力が物凄く強かった気がします。そして私などは海外公演全てのツアーに同行するわけではないのに、とても可愛がって頂き、もう20年前にもなる来日公演から最後の2010年の来日まで、家族とまではいかずとも遠い親戚くらいには扱って頂いていました。ありがたいことです。その当時のツアーマネージャーが、今はアースのツアマネになっていたのです。しかしすぐに連絡したところ、メッセージを読んでくれたのかも分からず、きっと忙しくて、私のことはもう覚えていないんだろうな…なんて思っていたのでした。   そんなところに返事が来てしまったのだから、さあ大変!今何時? 今日は静岡。まだ間に合うわ!ということで、急遽雨の中、静岡まで行って来ましたよ〜ww  静岡公演があって良かったです。7年ぶりの再会を果たしたトニー氏と。「元気だったかい?」と優しい雰囲気は変わらぬまま、ちょっと白髪が目立つようになっていました。



もちろん、これ幸いともう一回ライヴも楽しんだのは言うまでもありません。



…ということで、期せずして新幹線に乗ってまでアースのライヴを二回も楽しんだこの週、イギリスはマンチェスターでのアリアナ・グランデ・ライヴ会場で恐ろしい事件がありました。ライヴが終わった頃を見計らったようで、出てきた子供たち、そして迎えに来た親たちを巻き込んでの自爆テロは、全く卑怯で卑劣で、賎しむべきこの世で最低の行為です。よりによって10代の子供たちが集まるライヴだなんて。   アメリカでは、まるで空港のように入り口で金属探知機をくぐらなくてはならないライヴ会場もありますし、日本でも持ち物チェックはありますよね。でも、会場の外の場合、どうすることも出来ません。本当に卑劣この上ない。そしてこんな時、「日本人の犠牲者はいませんでした」と聞いて安心していいのか? (イエモンの歌詞にもありましたよね…)「ツアー・クルーとアリアナ本人は無事でした」と聞いて「ああ、良かった」と思っていいのか?…って思います。同じライヴを愛する者同士=同志なのに…。まあそれは、具体的に自分の知人がそこにいそうもないから思うのかもしれませんが。   現在ヨーロッパをツアー中のエアロスミスが、直後のモスクワ公演でアンコールに入る前スクリーンに映した映像です。アンコール1曲目が『ドリーム・オン』なので、しんみりした雰囲気というか、「⚪︎⚪︎に捧げる…」と言うのにちょうど良いタイミングなのでしょう。つい先日は、クリス・コーネルの写真を出していましたね。こんなコーナー、無いに越したことないんですが(涙)。



少なくとも私が関わっているVIPでは、IDチェックを厳しく行います。これもひとえにセキュリティー・マターなのです。とはいえ、会場の外でやられたのではどうすることも出来ません。本当に酷い事です。翌週に同じ会場で公演予定だったKISSのライヴは、急遽キャンセルになってしまいましたね。仕方ないとはいえ、楽しみにしていたファンにとっては非常に残念なことです。どうか、安心して安全なライヴを誰もが楽しめる世界になりますように!心からの叫びです。   さて、そんな週の一本は『ノー・エスケープ』。



今年のアカデミー外国映画賞を獲ったんですよね。だから観たのですが、観た後思ったのは、この受賞って単にハリウッドがトランプに反抗した結果かもしれない…ってこと。至極単純に、不法入国者をヘイトする者が、不法入国者を狙う話です。救いなのは88分という短さのみで、あまりにシンプルな追いかけっこというか、かくれんぼというか、もう疲れちゃった。しかも、もちろん飽くまでも映画の中だけの話と分かってはいても、わんこをあんな方法で殺しちゃダメです!酷過ぎる!ガエル・ガルシア・ベルナルはイケメンですけどね(^^;     ということで、いろいろあったこの週。もう次週は6月です!あまりに暑いと思えば雨が降ったりと、年間で一番不快指数の高い梅雨が近づいているのをひしひし感じつつ、だからなおさら、繰り返しますが、つかの間のライヴを誰もが安心して楽しめる世の中になりますように、と願って止みません。ではまた来週!  

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