5/6-12,2019 Queen Symphonic ロック&オーケストラ・エクスペリエンスと、『ある少年の告白』

長い連休(私は関係ないんですがw)が明けて、皆様、日常生活に順応出来ていますか?今週巷では、クイーンや東京五輪のチケ申し込みで大騒ぎですね。って、もちろん私も申し込みましたがw

でもこの週末は、もう万が一、年明けのQueenが取れなくても、今まで何度も観ているし、今回目一杯楽しかったからまあいっか〜なんて気持ちにさえなった、クイーン・シンフォニック・ロック&オーケストラ・エクスペリエンス(長い!w)に行って来ました。

いや〜〜〜、めちゃくちゃ楽しかったです!!2回行ってもよかったな〜と後悔したくらい。帰りがけに、当券が出ていたことを知ったんですよね。金曜夜に行っていたら、そしてこの当券情報に気づいていたら、絶対土曜日も行っていたな〜!残念。

思ったんですが、コレ、『クイーン・シンフォニック』というタイトルがちょっとだけ失敗だったのではないですか?『ボーラプ』大ヒット直後のこのご時世で、クイーン関連ライヴが事前完売にならないなんて。よく知らない人は、「オーケストラ?」って、ちょっと退屈なコンサートを想像してしまうのではないでしょうか。ま、最終的には全席埋まっていたから良いのでしょうが、もっと違う売り方したら、もっとロックなファンが多く集まったと思うのです…。

なんて言っている私も、よく分からないまま行ったクチですw 私はしっかりとオーケストラ演奏だと思って行っていて、「出来ればギターとベースの音があれば、寝ずに済むな〜」なんて思っていたわけですww そしたら予想以上にめちゃくちゃロックで、超嬉しい誤算だったんですよねw とにかく、当日になってヴォーカルがいることを知ったくらいですから(笑)

ぶっちゃけてしまえば、Queenってそもそも既にヴォーカリストが亡くなってしまっているので、誰が歌っても、ウマければ良いわけですよねw そしてブライアンのあの音があれば。

そんなわけで、「歌がウマい」「ギターサウンドがアレwで、演奏がウマい」の条件が揃った2005年と2006年に来日したミュージカル『We Will Rock You』に私は夢中になり、今はなき新宿コマ劇場にリピ通いしたんですが、なんと、この『クイーン・シンフォニック』は、あの当時ロシアや南アも含めほぼ全世界で繰り広げられたミュージカル『We Will Rock You』のオリジナル・ロンドン・カンパニーのシンガーが4人来て、ドラムスとベースの音がデカい(これ重要ですw)バンド(しかもブライアン・サウンドのギターが2本!)が演奏し、さらにシンセサイザーの代わりにオーケストラが演奏するという…めちゃくちゃ素晴らしいライヴでした!

この画像は、ステージ上方左右にあるスクリーンの開演前のものです。開演すると、もちろんステージ上のシンガーやソロ時のギタリストなどが映され、MC訳や、歌詞も出ます。私の席は少し前過ぎて、このスクリーンを見ながら歌うには視線の方向に無理があり過ぎましたがww 歌詞は割と覚えていたので、いやあもう大合唱ですよww

映画『ボーラプ』では、フレディーがブラジル(ポルトガル語が母国語)のリオ公演で、「歌詞を理解してくれているか不安だった」のに、観客全員が一緒に歌ってくれて感動する…というシーンがありますよね。この日のクイーン・シンフォニックのステージでも、同じようにシンガー、バンド、オーケストラの全員がそんな感動をしたのではないでしょうか。

私も最初は、周囲のお客さんが一切頭や体は動かさず、4拍子の拍手のみ…というリアクションだったので、「あ、これはロックではなくオーケストラ・ファン?」と思ったりしていたのですが(苦笑)、始まってみれば、一緒に大合唱ですよww 失礼しました。リアクションって人それぞれなんですねwww

『We Will Rock You』ロンドン・オリジナル・カンパニーだったというシンガー4人は男女2人ずつで、女性のアマンダとレイチェルどちらも迫力の歌いっぷり。アマンダはスカラムーシュ役、レイチェルは絶対迫力のキラークイーン役だったわね!!なんて思いながら観ていましたが、あとでプロフィールをチェックしたら、2人ともスカラムーシュ役(主役ペアの女性の方)でした。そっか、もう10年以上前の話ですもんね。レイチェルは今なら絶対キラークイーンですwww

男性のジョンとピーターは二人ともガリレオ役(主役ペアの男性)だったというので、やはり歌もルックスも良いながら、歯並びがちょっと…wwというところに、アメリカではなくイギリスを感じましたww

ともあれ、めちゃくちゃ楽しかったです。ロビーには、一緒に撮影出来るバンドの等身大パネルもありましたよww

ミュージカル『We Will Rock You』はすでにリバイバル公演が発表されていますね!UK、全米を始め、ヨーロッパ各地でのツアーが発表になっているので、そのうち来日公演もありそうです。再演の今回は、2005&2006年来日時に私が夢中になったキャストはもう代わっていそうですが、きっと来年1月来日の本物クイーンのあと頃にはミュージカルも期待出来るかも? 楽しみはまだまだ続きますね。

 

そんな週の一本は、ちょっと暗めな『ある少年の告白』です。

実話だというから、また日本でいう明治時代とかではなく「現代」だというからさらに驚愕のお話です。端的に言えば、ゲイをストレートに矯正する施設のお話。すでにDNAレベルで決まっていると科学的に発表されている事なのに、未だ「矯正出来る」と思っているところが恐ろしいです。

それはやはり、信心深い田舎(映画の舞台はアーカンソー州)でのクリスチャンならではの考え方で、科学と宗教、イルミナティと教会(これはフィクションかw)の対立は永遠なのでしょうか。私の好きな塩野七生さん風に言えば、一神教の難点ですね。日本は多神教なので大丈夫。

とかくアメリカは何事も進んでいると思いがちですが、実はかなり遅れている(日本から見て)事があり、それらはほとんどが宗教絡みです。可哀想に…と思いますが、信じている人々自身は皆良い人たちだし真剣そのものなので、何ともはや…。

私の元上司や元同僚もゲイだったし、友人にもゲイがいます。私自身クリスチャンではなく多神教者なので、こうした映画を観ると非常に心が痛みます。ただ、信心深い(牧師さんなのだから当たり前)お父さんの思いもわかる気がして、ツライです。

…と、まあ奥深いテーマなのでなかなか難しいと思いますが、要は人それぞれ…ということを認められる社会になるべき、ということですよね。ゲイでも、有色人種でも、きちんと仕事をして、税金を払っていれば良いじゃない!って、私はシンプルに思うんですけどね。

ところで、この映画の中で偏執的な施設の教官役に、レッチリのフリーが出演しています。恐ろしいほどの熱演ぶりですが、レッチリは民主党支持(2016年米大統領選では、トランプ氏のライバルだった民主党バーニー・サンダース氏を支持していました)。フリー自身も、トランプ大統領について何度も痛烈な批判を発しています。なので、フリーが映画出演で保守派を演じるとは、なんとも皮肉なことを体現しているわけで、そこが分かるとこの作品作りの反骨心が理解できて救いとなります。

こうした重いテーマの作品を観ると、ますます先週の『ハンター・キラー』のような爽快な作品をまた観たくなります!ww

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