ついに関東も梅雨入りしたこの週。雨が降れば酷い湿度だし、降らなければ湿度プラス暑さなので、暑いのが苦手な私にはいずれにしても嫌な季節です。早く秋になって欲しい！！w

そんな中、渋谷で開催されているミイラ展に行ってきました。今回はライデン博物館の収蔵品ということで、行ったことのない博物館だったので「これは！」と思ってずいぶん早くから前売りを買っていました。3度目の緊急事態宣言で展覧会の中断があり、会期が残り少なくなったところでの再開でした。

すると親切なことに「短い残り会期中に来れない場合は払い戻しを」との案内メールが来て、少し悩みましたw だって私、どれだけミイラ展もしくはエジプト展行ってるんだ？って思ったからww それでも…う〜ん、せっかく買ってあるし、ライデンは行ったことないんだから…と、日時指定予約をしたのでしたw

ホントに、今までどれだけミイラ展、エジプト展に行ったことかwww なんならエジプト考古学博物館にも行ったし、大英博物館には何度も行ったしね。ミイラ大好きw 最近では、2019年上野のカハク（国立科学博物館）で開催された『特別展ミイラ〜永遠の命を求めて』が感動的でした。

…で、それらと比べて渋谷はどーよwと思って行って来ましたが…結論から言うと、フツーでした(^^; ごめんなさい。取り敢えずまず最初に言いたいのは…渋谷だし、国立とかではないから仕方ないのかと思いつつも…蜜過ぎでした。日時指定の定員数多く取り過ぎ。平日の昼間でそうだったのですから、閉幕の週末などは大騒動な気がします。まあ、企業にとっては展覧会もビジネスなので仕方ないと思いますが…この時期、どうなんでしょう。

入館した途端そんな感覚だったので、あまり好意的にゆっくり鑑賞出来なかった…というのもあるかもしれません。それでも「フツーかな」と思ってしまったのは、後から思えば衝撃的なミイラというのは展示品に無かったからです。その入れ物（棺）ばっかじゃ〜んwww って思ってしまいwww でもでも、じっくりとポスターを見たら、『美しき棺のメッセージ』とサブタイトルが！おお〜っ！！棺の展覧会だったのね！wwwww

となれば、確かに豪華な棺がたくさんありましたw 館内は撮影禁止だったので、公式サイトから。こちら『ハイトエムハトの棺』です。紀元前722年〜332年頃（400年の幅！w）というのですから、エジプト的には新しいとはいえ、2500年くらい前の物だと思えば、この色彩の美しさは素晴らしいです。

あとこの展覧会の一番の見所は、このお部屋。ズラ〜っと棺に囲まれます。空いていれば、離れたところからこの写真のように全体を眺めて圧巻！…と感動出来たと思いますが、なにせ混んでいるので結局一つずつ、人の頭越しに観ただけでした。それじゃあそれほど感動は出来ないですよね…。残念。

そして、私のお気に入りは毎度ながら、可愛い動物たち。過去にもいろいろな展覧会や博物館で観ていますが、いつ観ても好きw 猫。暑い国の猫らしく、エジプトの猫たちは必ず短毛種。スッキリ、キリッとした佇まい。

そしてエジプト・マングース。コブラにも勝つ、小さくて可愛いのに強いヤツ。他にも蛇やコブラもいたけど、可愛くはなかったw

これは会場外にある「一緒に撮影どうぞ」のパネルです。棺の内側に等身大の絵が描かれているのは珍しいし、可愛いです。あれ、今気づいたけれど、私の基準は「可愛い」なの？wwww スミマセンwww

これもパネル。手があるのも珍しいし、かなりの細くて長身な人。

これもパネル。色彩鮮やかなのも良いけれど、黒一色もシブくてカッコ良い。棺は一つ一つ全て手作りなので、形、長さ、顔全て違って当たり前なのだけど、本当にそれぞれ違うので見比べるのも楽しいです。

ということで、ミイラ展…と思うと「フツー」と思ってしまうので(^^; 違います。棺展ですw そう思えばかなり充実でした。が、会期はあとわずかなので日時指定でも混みそうです。なるべく平日の遅い午後3〜5時頃かラストのギリな時間がオススメです。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_leidenegypt/

さて、先週書いたように…金曜日の深夜、私は号泣しましたよ〜泣泣泣　ももち〜T T

…の前に、まず『リコカツ』はハッピーなエンディングだったので、泣きませんでした！（キッパリw）満足感。良かった。北川景子サンの好感度が高い理由が分かった気がしました。夜寝る前、朝起きた時など、現実的にちゃんとノーメイクなこと（もしくは、本当にノーメイクに見えるメイクw）でした。そういう女優さんって少ないですよね。しかもその時はメガネ。つまり普段はメイクしてコンタクトレンズを入れているけど、お風呂に入る時にレンズ出してメイク落として…それ以降はノーメイクにメガネになるのは私も同じなので、とてもリアルで良かったですw

今回の、出産後初仕事は大成功ではないですか？これからも楽しみな女優さんです。堅物の紘一さんこと永山瑛太も、過去イチで好きかもしれませんw 紘一さん、いつもモンベル着てたなww ラブコメの王道のような、笑いながら満足感に浸れたドラマでした。

そして…『あのキス』ですよ涙　最終回の結婚式、本当に良かった！ファッションも、「おじいさんとおじいさんになっても…」の言葉や、周囲の人々の気持ち、オジ巴に扮しきったマサオさん、いざキスでももちに見えた巴さん…全てが美しくて、優しくて、切なくて。涙涙涙…

そして気づいたコト、このドラマは「入れ替わりモノ」ではなく、「憑依モノ」でしたww　そうよね。巴の体はもう無いんだもの。最後で奇跡は起きないか、もしくは今までの全てが幻想だったのではないか…と期待しましたが、やはり亡くなった人は戻りません。本当に悲しいけれど。私の一番の泣きのツボなんです。人が亡くなるコト…涙

それでも、残った者は亡くなった人の分も元気に、楽しく生きていかなくてはなりません。それが亡くなった人への供養になるから。亡くなった人が繋いでくれた人々との絆を大切にして、共に亡くなった人を偲びながら、頑張って生きていくのです。巴の生前よりずっとまとまり仲良くなった桃地の周辺の人々…とても素敵でした。そこにも紛れもない愛がありました。愛は恋愛関係だけではなく、むしろ恋愛関係以上の愛がより優しく、美しく、切ないドラマでした。

過去最もポンコツな役だった松坂桃李の桃地は最高だったし、麻生久美子の巴綺麗だったし、井浦新のオジ巴とマサオ、さらにはマサオが演じるオジ巴（にはダマされましたw）の演じ分けは見事だったし、三浦翔平の吹っ切れた壊れ具合が…サイコーでした！ホントにもう、三浦翔平でこんなに笑えるとは思っていませんでしたよwww

すでに最終回を3回観て、毎回号泣。桃地には可哀想かもしれないけれど、きっと桃地は巴のことを愛し続けるので、また巴には戻ってきて欲しいです。続編作って欲しいな〜。次は誰に憑依するのか考えるだけで楽しいwww HDの録画、永遠に消去しません！

そんなたくさん泣いた週の一本は、『Mr. ノーバディ』です。 ヒャ〜！！！サイコーでした〜！！！全然期待していなかったので、驚きました！あまりに面白い！現時点で今年最高！スッキリ痛快！もう一度観たい！！！

『ジョン・ウィック』の脚本家が書いた作品だそうですが、『ジョン・ウィック』よりさらに面白かったです！だって、『ジョン・ウィック』はキアヌなんだから、カッコ良くて当たり前w でも、Mr.ノーバディはカッコ良くないのよww 冴えない中年オヤジ。ギャップ萌えってことですねwww

さらに『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のドクことクリストファー・ロイドがそのままお爺さん役で登場します。82歳ですって。確かにそのままで普通にお爺さんw が、もうドク最高！クリストファー・ロイドを観るためだけでも、もう一度観なきゃいけない気がしますwww

緊急事態宣言最後の週とはいえ、明けたって大して変わらない毎日のはずで、梅雨も重なり鬱々とした毎日には、こういう映画が必要です！！We want Mr. Nobody!!!!! www　ぜひぜひ、映画好きなら、いえあまり映画観ない人でも、超スッキリ爽快気分になれるので、『Mr. ノーバディ』オススメです！！！

最後に。貴重な梅雨の晴れ間に、埼玉県比企郡にある菅ノ倉山（かんのくらやま）と石尊山（せきそんざん）に行ってきました。低山のわりには頂上の見晴らしがよく、途中素晴らしい竹林が。しばらく続き、その間は鬱陶しい梅雨を忘れることが出来ました。早く梅雨終わってくれ〜！あ、その後の暑い夏も早く終わってくれ〜！！www