Amy's This Week
2007.06
6/18-24, 2007 週報
今週のTVニュースは、ほとんどミートホープ社の数々の詐欺か渋谷の温泉爆発のどちらかだったような感じがする。ミートホープ社は、社長始め幹部が並んで記者会見する中、平然と白を切る社長の隣で、苦悩の表情を 浮かべ悶絶するかのように遂に「社長の指示でした」と吐き出した幹部や、取材を遮って、社長の実の息子である取締役が父に向かって「社長、正直に話して下さい」と言ったりなど、見ているこちらも苦しくなる程。元々、 かつての社員の内部告発から露呈した事件だ。正直で良心・常識・モラルのある社員・幹部・家族に囲まれた社長は、自分さえ心を入れ替えれば、今後の対応、始末を社として誠実に粛々と進めていくことが出来るのではないか。
それに比べて渋谷の温泉。大手の会社がバックにいて、そこの雇われ社長はまだ30代の女性。会見で泣きじゃくる姿は、可哀想と思いつつも立場を考えれば余りにも無責任・無自覚だ。だが、勝手な想像なのだが、大手の会社に上手くよいしょされた中身の伴わない看板社長が、責任の重さを初めて感じ、さらに頼りになると思っていたバックが全く責任感ある態度を取ってくれず、孤立無援を感じた恐さで泣いていたのではないだろうか。
かと思えば、ミートホープ社は、業績良く会社の調子が良い時は見て見ぬ振りしていた連中が、偽装の数々がバレて一斉に社長の責任だと言い始め、結局は自己保身の為の正直さかもしれず。翻って渋谷は本当にやる事やって大丈夫だと信じていた上での事故で、信頼して任せてくれた親会社に、そして部下に、心から申し訳ない思いが堰を切って溢れたのかも知れない。ニュースの読み方は難しい。当分今後の展開から目が離せないと思っている。
映画は2本。まずは待ちに待った『GOAL! 2』。サンティア〜ゴ〜〜!!2ではニューイングランド・キャッスルから遂にレアルだ。あの銀河系軍団が勢揃い。今再び大スクリーンでジタンを見ることが出来るのも嬉しい作品だ。そしてなんと言っても、今回はベッカム、映画的にも頑張りますよ〜!奥さんに演技指導受けてたりして。え?奥さんは女優じゃなくて歌手だ?解ってますよ。でもヴィクトリアは演技指導も何でもしちゃうんです。 「アタシはカンペキ」なんだから。家族、恋人、マネージャーそれぞれとの問題を抱え、プロとしての自覚が追い付いていかない若いサンティ。監督は、サッカーよりまず社会人としての常識や責任を教えなくてはならないのだ。でも最後はヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグだ。負けるな、サンティ!親友兼先輩のギャバンと共に頑張れ!そして最後はベッカムのPKだ〜!!・・・ともう、手に汗握る試合シーンはサイコー、堪らない。しかも3も同時撮影していた為、『パイレーツ』同様、「エ〜〜〜?!ここで終わりィ〜?!!」とぷっつり終わってしまう。早く3を見せて!!!!
2本目は『ハリウッドランド』。ベン・アフレックだし、好きなダイアン・レインだし、と思っていったがスミマセン、一言。「つまんなかった」。ま、いろいろ観れば、たまにはこんなのにも当たっちゃうね。
週末、土曜は出勤してバイトちゃんも揃いAF1 Newsの発送。そして日曜には三浦半島に移住した友人宅に都内から同級生で集まりBBQ。暑過ぎても嫌だけど雨もね〜と思っていたら、昼過ぎまでは曇り。ポツポツ始まってからもしっかりシートを張ったガレージで何の問題も無く、よく食べ、よく飲み、よく話した。やっぱり自分と同じ環境で生まれ育った連中とは気も遣わず、平気で悪口言い合い、でも根底に愛があってサイコーだ。一生大事にしたい仲間。皆も私のこと、そう思ってくれてるといいな。
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