6/22-28, 2009 週報

先週「変な風邪」と書きましたが、二週おきに通ういつものペインクリニックの先生に会った瞬間、私の酷い声に「どしたの?!」と驚かれ、即刻紹介状が用意され、そのまま耳鼻咽喉科へ回されました。人生初の、鼻からカメラを入れるという体験をし、出た結論が『咽頭炎』。声帯が炎症を起こしているとのことで、おしゃべり禁止令が。あれ?かつてのSTと同じ?♪なんて、喜んでいる場合じゃありません。すぐそばの気管支にも炎症が及び、時々ひどい咳も出て、気管支拡張剤も処方されました。あ〜あ、いつもの呼吸器内科でなら、薬も診察も全部無料になるのに……(涙)などと、セコいこと考えながら血液検査までし、この日の病院関係いきなり8500円也。治んなかったら、来週は呼吸器内科へ行こ〜っと。

でも薬が効いたせいか、4-5日で声はだいぶ治り、大声で騒がない限り大丈夫。咳もかなり出なくなってきたので、良い感じ。そんな週の後半になって入った訃報二つ。まずは、マイケル・ジャクソンですね〜。私たち、生粋のエアロヘッズはマイケルに対してもリアルタイムで黄金期を味わっているので、彼を嫌いだった人なんていないと思います。もちろん『ベンのテーマ』から知っている人も多いでしょうが(私もシングル盤買ってます)、やはり『オフ・ザ・ウォール(79)』の衝撃。それに続く『スリラー(82)』『バッド(87)』。この3枚は、永遠に残る名作でしょうね。ハリウッド映画並みに製作された豪華PVは、ちょうどMTVの台頭と合わせて圧倒的な衝撃で世界を席巻し、86年のランDMCとの『ウォーク・ディス・ウェイ』などもある意味、そのウェーヴに乗っかったと言えなくもないでしょう。その後のエアロの復活は、もしかしたらマイケル旋風があってこそのことだったかもしれません。

けれど80年代中盤以降、彼は変身願望に取り憑かれてしまい、 アメリカではWacko Jacko(キモいジャクソンって感じ)などと呼ばれ始め…私はそのへんで、音楽は嫌いにならないけれど、すっかり彼から気持ちは離れてしまっていました。てかもうエアロの復活や、それに伴うボン・ジョヴィやモトリーその他、ヘアー系ハードロックの台頭に夢中になってしまったというのが本当ですがww

冷たいいい方をしてしまうと、エアロはもちろんですが、さらにはポール・マッカートニーやマドンナなど、今なお新しい音楽を作り続けているアーティストとは違い、マイケルはもう20年前に停まっていたのですから、 ある意味、むしろ長く生き過ぎてしまったと本人は思っていたかもしれません。ただやはりファンというものは、ただ、「この世界のどこかで自分のアイドルが生きていてくれている」というだけで、良いのかもしれませんね。でも良い楽曲も、素晴らしいパフォーマンスも、記録(CDやDVDなど)の中では永遠ですが、生身の人間は決して永遠ではないことを、またまた再認識させられました。改めて、エアロのありがたみがひしひしと感じられました……。

さて、訃報二つと書きましたが、もう一つが、奇しくも同じ25日に亡くなったファラ・フォーセットです。明るいセクシーさで大人気だった彼女は晩年とても苦労して可哀想でした。私がなぜ泣けてしまうほど可哀想に思うかと言うと、 彼女はずっとプレイボーイのライアン・オニールのことを大好きで、 最初5年間同棲したのに別れ、でも未婚のまま彼との息子を産み、その後もずっと彼だけを愛し続けて、でも?だからこそ?彼が他の女性とつき合っても友人関係を保ち、自分は結婚せず。

そして2006年に癌発病。2008年再発。二人であらゆる治療を試みて、万策尽きて自宅療養となり、つい先月、二人でドキュメンタリー番組も制作し、そして今月22日に、ついにライアンがファラにプロポーズしたのです(涙)。その時すでにベッドで動けなかったファラはそれを了承。30年経って、死の3日前に二人は結婚したわけです(泣)。ファラ62歳、ライアン68歳。余命3日の花嫁です。同性としてファラの気持ちを考えると、ホントにホントにツライです。

追悼の意味を込めて、たぶん一番有名であろう彼女の写真を最後に。今週観た映画は次週まとめて書きますね。二人とも、R.I.P.…

 

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