Amy's This Week
2021.01
1/18-24, 2021 第46代米大統領就任式と、『劇場版 世界ネコ歩き』
現地時間の1月20日、ついに無事、バイデン新大統領の就任式がワシントンDCで行われ、そして終了しました。いやあ、ホッとしましたね〜。前日までトランプ大統領の手に核爆弾のスイッチがあったわけですし、就任式の最中も万が一のことがないか、今回は初めてとても心配してしまっていました。何よりも、就任式で警備に当たった皆様、お疲れ様でした〜!!
何度も書きますが、別に私はバイデン(Mac!! いちいち『売電』って変換すなっww)新大統領のファンでもないし、特に民主党支持者な訳でもありません。が、やはりアメリカという大国には、世界のリーダーという自覚を持って、理性と秩序、あと出来れば尊敬出来るように品格・礼節も、持っていて欲しいのですよ。ホントに。心から。
政治家なのですから、多かれ少なかれ誰もがパフォーマンスや、表面的な言葉もあるでしょう。それでも例えポーズでも、西洋の騎士道や、日本の武士道にも通ずる潔さや仁義礼智(里見八犬伝かっww)は持っていて欲しいんですよね。アメリカのトップって世界のトップでもあるんですから。カマラ・ハリス副大統領は、赤(共和党)と青(民主党)の融合した紫のスーツにコートでしたね。こういう事なんです。(さらに、オバマ元大統領夫人や、ヒラリー・クリントンも紫でした)
そして、大統領就任最初の仕事として、早速このあとホワイトハウスにて15の大統領令に署名したとか。その中には、トランプ元大統領が離脱した地球温暖化を阻止するための『パリ協定』やWHO(世界保険機構)への復帰や、連邦機関内でもマスク着用の義務化などもあり、はるか東洋の小さな国にいる私は、大きな安堵のため息を漏らしたのでした。まずは、初めの一歩です。
就任式に戻れば、やはり音楽ファンとしてはガガ様の国歌斉唱に震えましたね!衣装も上半身は黒ではなく濃紺(民主党の青を濃くしたw)で、スカートが共和党の赤。そこに大きな平和の象徴の鳩のブローチを付けて登場。さすがな存在感でしたが、やはり歌も見事でした。この日、最高気温華氏40度(摂氏4.4度)と言われる中、よくあれだけ声を出せましたね。さすがプロ。
ガガ様の歌う動画はコチラ。
https://youtu.be/lnSVSLvltpc
その後、ジェニアー・ロペスも登場。『This Land Is Your Land』(ディズニーランドか?www)から『America the Beautiful』のメドレーで、意外にもジェニファーらしくない?しっとりとした歌いっぷりでした。全身シャネルで統一というJ. Loは、ガガ様の後だし、ここは大人っぽくシックにいこうと考えていたのでしょうか? な〜んて思って観ていたら、終盤、人差し指で天を指しながら「Una Nación, Bajo Dios, indivisible, con libertad y justicia para todos!」と叫び、続いて自曲の『Let’s Get Loud』!これにはシビれちゃいましたよ!!J.Loはプエルトリコ出身なので、スペイン語です。早速調べました。なんて言ったのかを。すると、「1つの国、神の下、分かつことはできない。みんなに自由と正義を!」でした。そして『Let’s Get Loud』(叫ぼう)ですもんね。さすがJ.Lo姉さん、カッコ良い〜!!!!!最後は『This Land Is Your Land』でしっとりと締めくくり、もう風格ですね。感動で涙が出ました。
動画はコチラ。この雄叫びシーンは3:03あたりからです。
https://youtu.be/DfKUZrEXAjY
トランプ前大統領はメキシコとの国境に壁を建設するとか、キューバをテロ支援国家に指定したり、プエルトリコを汚くて貧しい。売却かグリーンランド(デンマーク領)と交換を希望したい、なんて言ったり…とにかくアメリカ合衆国の第二言語とも言えるスペイン語を話す人々(だけではありませんが)をずっと抑圧してきました。プエルトリコなんてグアムと同じ、アメリカ合衆国の自治領なのに。だから、この時のJ.Loの叫びには、プエルトリコの首都サンファンのバーのテレビで就任式を観ていた人々が大歓声を上げたと思うんですよねwwww
2017年にプエルトリコがハリケーンで甚大な被害を受けた時、トランプ前大統領が被災地に視察に入ったのは2週間後。そして被災者に対してペーパータオルのロールをポンポン投げたのは大きなニュースになっていました。さらにまだ全島の9割以上が停電したままなのに「もう必要ないかな?」と言いながら懐中電灯を渡した事も。本当にもう、舐めてるの?案の定、被災者たちからは「自分たちを犬扱いした」と言われました。そんな事があったのに、その3年後、2020年になってから、つまり大統領選挙が近付いたらプエルトリコに追加支援を決めたり…。アメリカ本土に住む白人たち以上に、東洋に住む私なんて関係ないですよ。それでも心が痛みます。そういう思いを、忘れてはいけないと思うのです。人として。上に立つ人には、「明日は我が身」という言葉を知っていて欲しいものです。
…とまあ、J. Loですっかり熱くなってしまいましたw いやぁ、感動しました〜。が、翌日以降、就任式関連でアメリカの友人たちに大ウケしていたのは、意外にも地味なバーニー・サンダース上院議員。冬が厳しいヴァーモント州の議員という事で、防寒対策も万全w 余談ながら、山に興味を持つようになって知ったのは、本当に寒い時は五本指に別れた手袋よりも親指&その他に別れたミトンの方が暖かいという事です。が、それだと登山には不便なので、登山用には3本(親指、人差し指&中指、薬指&小指用)に分かれた手袋が最強防寒手袋としてあります。
で、ヴァーモント州のバーニー・サンダース氏は暖かいミトンを着用していたのですが、それが可愛いと大評判!様々なコラボ画像が登場しましたwww 本当にたくさん出たんですが、音楽関連のものだけをピックアップしてみました。
大笑いでしょ?wwwwww まだまだありますよ。
ギャハハハハ〜!!!wwwww 最高ですww ちなみに、オリジナル画像はこちら。
…とまあ、すっかり就任式のアイドルになってしまったバーニー・サンダース上院議員ですが、この手袋が実は地元の支援者の手作りで、ニット部分はセーターのリサイクル、さらに裏打ちされたフリースはペットボトルから作られたモノという事で、最先端なサステナブル手袋だというのです。カッコ良いじゃないですか!多くのコラ画像が出たのも、決して笑い者にしているからではなく、本当にアイドルとして皆に愛された結果なんですね。
音楽関連をピックアップ…としましたが、個人的に気に入ったのも載せちゃいます。こちらwww 劇場版『S. A. T. C.』はなんとサマンサ抜きで『3』が作られるそう。『1』と『2』が20代、30代で、間が空いたので40代を飛ばして50代なんですね。楽しみ!
で、一躍人気者になったサンダース氏のお人形も出来ちゃいましたw 可愛い過ぎ!
とまあ、なかなか楽しかったバイデン大統領就任式…と言える結果になったことに、本当に一安心だし、これからのアメリカに期待です。そりゃあどこでも多くの人がいたら多くの意見があるのは当たり前。その違う者同士が連帯するから、家族、会社、国家…どこも強くなれるのです。特にアメリカです。以前にも書いたけれど、ツバルやマルタ、リヒテンシュタインなど、小さな国ならともかく、世界に君臨するアメリカなのですから、礼節を持って森=世界を見る政治に期待したいです。
そんな週の一本は、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』(長い!)です。
コロナ禍ですからね。岩合さんも、思うようにあちこち行けずに残念な思いをしていた事でしょう…と思いきや、さすが。北海道に飛んで、牛舎に住むネコ家族たちをたっぷりと見せてくれました。あとミャンマーの水上生活をする家族と共に住むネコ家族。こちらは撮り貯めてあったのかな。 北海道に住むネコたちは逞しく、そしてやっぱり可愛いw 牛と仲良く過ごす姿には一瞬親子かと錯覚しますww ちなみに、この画像の絵葉書を、シアターで頂きました❤️
ミャンマーのネコたちは、水上生活という事で、なんと泳いでいました!やはり逞しいです。そして当然、可愛いw
ただただ「可愛い〜❤️」と眺めるだけの1時間半。癒される至福のひとときでした。
さて、この週私はゾレアというアレルギー予防の注射をしました。体重に沿って量が決まるそうで、私は4本!片腕に2本ずつです(涙) 注射なんて嫌いだし、痛いのに、なぜ受けたかと言えば、昨年「試しに打ってみよう」と呼吸器内科の先生に言われ、諦めて打ってみたところ、鼻の穴の奥が一気に1車線から6車線くらいに広がったからです!(ロサンゼルスだ!w)おかげで昨年は花粉知らず、鼻詰まり知らずww 効果絶大でした。ブラボー!
インフルエンザの予防注射接種では事前に予診票への記入があり、その最後には「重篤な副反応の可能性があることを理解した上で接種を希望します」にサインをするという、いわゆる英語的に言えばウェイバー=権利放棄書にサインする必要がありますよね。ゾレアの場合はそれはなく、でも副反応が出るとしたら接種後30分以内がほとんどなので、接種後30分は病院のロビーで待機する必要があります。サインさえすれば接種後すぐに帰って良いインフルエンザ、サインの必要は無いけれど接種後30分は待機が必要なゾレア。なぜこうした差があるのか私には分かりませんが、どうやらコロナの予防注射は後者のようですよね?
副反応については全く人それぞれで、統計学でもないでしょう。だからとにかく、自分で試してみるまではどうなるか分かりません。他人がどうであるかは一切気にする必要はないし、ナンセンスです。私はインフルエンザの予防注射では接種後2-3日は接種したところが赤くなって痒くなりますが、ゾレアはそれも無し。さすが最新医学。ありがとう!ということで、早くもコロナの予防注射だって打つ気満々ですwww
100年前のスペイン風邪によるパンデミックは、収束するまでに3年かかったそうです。が、21世紀の今は当時無かったiPhoneだってあるんだし(関係無いかw) 何もかも進歩しているのだから、その半分の1年半くらいで収束すれば良いなと思っています。世界のリーダーも変わって、分断より団結。「赤信号、皆で渡れば怖くない」と言ったのはツービート時代のタケシさん。コロナだって、皆で団結すれば収束が早まるでしょう。って、信じましょう!
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