Amy's This Week

2018.12

02
2018.12.02

11/26-12/2, 2018 Bon Jovi@東京ドームと『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』

5年ぶりのBon Joviです。前回も東京ドーム。このスタジアム・バンドの安定さ加減には、どうしても羨ましく思っていしまいますw なにしろ、来日自体何回目?16回?17回?もはや私には分からなくなっていますww スゴイな〜〜〜。 私も7-8回は行ってるはず。今回は、今年クリーヴランドでロックの殿堂ミュージアムへ行った時に仕入れた、殿堂入りほやほやBon Jovi ロックの殿堂入り!Tシャツを着て、いそいそといざ東京ドームへ! アリーナに入場して自分の席を探す時、まずはブロックを探すじゃないですか。その時にもう、え?Bon Joviスゴイ!と感動したことがこれ。こんなところにもロゴが入っているんですよ。これは…普通ここまではないでしょ?こーゆーところも、ファンは嬉しいですよね〜!! そしてオンタイムに開演すると、まずはど〜んと日の丸。これでもう場内大歓声。 でもこの後がさらに面白くて。映像が日本列島の上空から中心あたりをスポットすると、ん〜、そこって東京じゃないよね。富士山あたり?なんて思っていると、本当に富士山で、そこから中央高速?かなんか、とにかくずず〜〜っと道を走り抜けやがて東京ドームにたどり着くのです!!おお〜〜〜〜っ!!!これには大感動。これ大阪は大阪用を作ったんだろうな。見たいよ〜〜〜!!! そして自ら前面がロゴの特製ジャケットを着たジョン登場。変わらぬ笑顔! あれ?でもBon Joviっていつの間に7人編成になったの?www まあいいや。ギター二人は望むところ。それにしても、オリジナル・メンバーであるティコ・トーレスのドラミングがパワフルなことったら!!!このバンド、ティコに支えてもらっていますね。ライヴ中思わず年齢ググっちゃいましたよw え〜〜〜〜?!65歳??!!!スゴ過ぎます。 新曲もいくつか。そしてもちろん、往年のヒット曲も。84年発売のファースト・アルバムからの『Runaway』の前には、「1983年、一人の少年がラジオ局へ行ったんだ…」と、自分のことでしょうね。そんな思い出を語り、それから35年。こうして今東京ドームで大観衆を前に歌っている…というのがめちゃくちゃ感慨深いようで、何度も「トーキョー!」と繰り返していましたね。その上ライティング・スタッフに、「客席を照らしてくれ。オーディエンスを見たいんだ」と頼み客席が明るくなると、本当に嬉しそうにアリーナ、スタンドを見回すジョン。そして、「皆は俺のブラザーズだ!シスターズだ!!」 10年ほど前、某プロモーター勤務の友人と六本木で食事をした時、偶然Bon Joviのプライベート・パーティーに遭遇しました。受付スタッフも知り合いだったので声を掛けたら「入んなよ。いいよ」…。たぶん、レコード会社やプレス関係の人たちが呼ばれてのパーティーで、100人近くいたと思います。アンプラグドの演奏の前にジョンは「今日ここに集まってくれた皆のことは、全員僕はよく知っている。一人一人、顔も名前も覚えているよ」なんてスピーチしていて、私と友人は「嘘ばっかりwwww」と後ろの方でクスクス笑いをしたものでした(^^; でも何はともあれ、そう言ってくれるのが嬉しいものなんですよね。 なんてことを思い出した、ブラザーズ、シスターズ発言。ジョンはファンの心を掌握する術を熟知していますね。けれどやっぱり口先だけではなく、35年経っても声も見た目も変わらず。また、あんなにジョンって飛び跳ねたっけ?と思うほど、ずっと飛び跳ねながら歌う姿には、驚き、感心し、やっぱり感動。両手を高く挙げるのも、ファンは呼応出来て嬉しいですよね。 たぶんドラムライザーの上にセットされたカメラも見事でした。シンガーって他のメンバーと視線を交わすために時々横(ギターやベース)を向いたり、真後ろ(ドラマー)向いたりして、正面からは顔が見えなくなる時があるじゃないですか。そんな姿を捉えてくれるのが、このカメラでした。ティコに向かって大きな笑顔を見せるジョンの姿が、スクリーンいっぱいに映されます。そのバックにはドームいっぱいの盛り上がるオーディエンス!これは旨い演出ですよね〜〜〜!スタジアム・バンドと言われる所以は、こんな所にもあるんだな〜と感動しました。 もちろんラストは『Livin’ On A Prayer』でのドーム全体の大合唱。誰もが大満足のライヴでした。Queenもそうであったと映画『ボー・ラプ』を観て改めて思いましたが、やっぱりファンが一緒に歌えてバンドと一つになる一体感を得れるライヴは最強ですよね。 また最近は、アジア各地でライヴしても日本に寄らなかったバンドもいて「え〜〜?!」っと思っていたところ、Bon Joviはアジアでは日本だけ!あちらのバンドもこちらのバンドも、様々な事情・都合があってのことでしょうが、やはり日本で熱狂的に迎えられ、何年経っても安定のドーム公演が出来るのには理由があるな〜なんてことも思いました。ともあれ、良いライヴでした!まだあと10年は頑張って下さい!!!!! そんな週の一本は、いや〜今年最大の失敗w 『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』です。 最近『デス・ウィッシュ』で久しぶりにエリザベス・シューを観て、相変わらず美しかったので彼女を知った『リービング・ラスベガス』を思い出していました。その時共演してアカデミー主演男優賞を獲得したのがニコラス・ケイジ。するとタイミングよく、ニコラスの新作が…ということで、初めてのミニ・シアターまで足を運びました。 …が、ニコ!これは酷過ぎる!orz ストーリーも、演出も、音楽も…もう何もかもカルト過ぎる!!!だから、カルトムービー・ファンには堪らないのでしょう。でも私ははっきり分かりました。私はカルトはダメです!!! いや、残酷描写は平気だし、暴力も大丈夫。なんたって人生最愛映画トップ10にゴッドファーザー3部全部入るもの。『地獄の…』なんてゆータイトルだって、『地獄の黙示録』は大好き作品。ニコラスだって、『ラスベガス』以外でも『ザ・ロック』も良かったよな〜。てか、ゴッドファーザーも『地獄の黙示録』も、コッポラ監督で、ニコラスの叔父さんでした。叔父さん!甥っ子がこんな作品に出てても平気なんですかぁ〜??? かなり耐えに耐えて観ていたけれど、結局1時間ちょっと頑張ったところでもうギブ!と、シアターを出てしまいましたorz 途中で劇場から出てしまうなんて、2011年の『戦火の馬』以来のこと。あの時は、馬が可哀想で観ていられなかったとゆー理由なので、くだらない!バカらしい!で耐えられなくなったのは、私の人生初めてな経験でしたw いや〜、幾つになっても初めての経験ってありますねぇ〜wwww そんな間違いを犯してしまった週でしたが、週末からアメリカに行ってきます。はい、その通り。ジョー様ライヴのために予定立てていたのでした。で公演キャンセル…ですが、もともとマイレージで取ったフライトなので返金ないし、滞在も友人宅で再会を楽しみにしていたので、結局ライヴ無いまま遅めの夏休みですw 世は師走。皆様、忙しい年末だと思いますが、どうぞご自愛下さいね。風邪ひかないように!!!!!ではまた来週!