Amy's This Week

2024.04

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2024.04.15

4/8-14, 2024 越生散歩と、『コール・ジェーン』

まだまだ蕁麻疹が消えません。皮膚科では「きちんと食べてストレスを溜めずに規則正しい生活を」なんて言われ、内心そんなの100年前から分かっとるわい!と毒づきましたがw 確かに今は私にとってストレスの溜まる時期。でも年度末決算は今に始まったことではないのに初めての蕁麻疹ってなぜ…泣 先週末は土日とも仕事をしていたので、お天気になった水曜日、思い切って埼玉の越生に飛び出しました。

昨年から気になっていた越生のさくら山へ、ちょうど良いタイミングではないかと思い行くことに。ぷらぷら道路を歩くだけで気持ちの良い景色に囲まれ、早速足を伸ばして良かったと思いました。

この紅白混合も綺麗!青空に映えますね。

これはつつじでしょうか。越生にはつつじ山公園もあるので、また来なくては。梅にも紅白混合ありますよね。大好きです。

さてさくら山に到着です。正式には虚空蔵尊さくら山。お寺の裏山なのかな。全然高い山ではありませんが、だからこそ多くの人に楽しまれるのでしょうね。私は上から来て降りながら桜を楽しみますが、車で来て下から楽しむ人の方が多そうです。

山の中を歩いていたらパッと開けてさくら山の頂上に到着。この時の感動は忘れられません。青空のブルーと桜のピンクが綺麗過ぎる!

見渡せばライトグリーンとピンクも素敵❤️

越生の町を一望します。遥か遠くに見えるのはさいたま新都心でしょうか?

あ〜ここでお弁当は美味しいだろうな〜!残念ながらお弁当を持ってきていない私は桜を眺めながら降りて行きます。

それではしばし虚空蔵尊さくら山の景色をご覧下さい。

…ということでキョロキョロしながら、写真を撮りながら、ゆっくり降りて来ました。昨年から来てみたいと思っていたので、ベストな時に来ることが出来て大満足でした。ここから駅まで20分ほど。のんびり歩きました。

駅に来ました。ここはハイキングの町なんですね。梅林は以前来て感動しました。さくら山は今回行ったので、次はつつじ山かな。

そしてここは太田道灌の生誕の地でもあるんです。太田道灌って日本地図を作った人よね?と言ったらそれは伊能忠敬でしたwww そうか、太田道灌は江戸城を造った人ですね。ちゃんと読めw

雨の中、村の娘に蓑を貸してくれと頼んだら、娘は黙って山吹の花を差し出したという逸話。八重咲山吹に実はならない=実の無い=蓑無い…ですね。そこで太田道灌は村人の貧しさにハッとしたのでしょう。全然関係無いですが、たしか『ベルばら』でオスカルが村の娘ロザリーの家に行った時「食事の前に何かないか。カフェオレかショコラか?」と言うシーンを思い出しました。するとロザリーはカフェオレどころか、食事もスープしかないと言い、オスカルは庶民の貧しさにハッとするシーン。てか越生でベルばらを思いだすなんてwww

というわけで思い切ってお天気の良い日に足を伸ばしてスッキリしました。が…蕁麻疹はまだ続いています…to be continued…

 

そんな週の一本は、『コール・ジェーン』です。

前述の太田道灌というかオスカルに少し似た感じですが…主人公のジョイは弁護士の妻=専業主婦。たまたま心臓病の悪化で、自らの命のために妊娠中絶が必要となり中絶が違法の中とある闇中絶組織を知ると、レイプで妊娠させられた女性や経済的理由で中絶したい女性など、弱い立場の女性たちの現実を知ります。そして俄然現実に立ち向かおうと、専業主婦のジョイが人生に意義と責任と生きがいを得て生まれ変わる…的なお話です。

ちょうど最近連ドラの『虎と翼』を観始めたので、こうした過去の社会で苦労し努力した女性のお話は観ていて力が入ります。その時代に生まれていたら、私も一緒に行動したかったです。活動を始めるジョイも良かったけれど、とにかくシガニー・ウィーバーがカッコ良かったな〜。

日本では母体保護法により中絶は合法ですが、アメリカは法律が州ごとなので未だに中絶が認められていない州があるんですよね。それはやはりアメリカはキリスト教という一神教の影響力が強いためで、その教えは男性優位だからではないかと思うのです。だってキリスト教の神様は男性ですよね。キリスト自身も男性だし。

日本は多神教国家で良かった、とつくづく思います。社会全般の考え方が柔軟ですよね。あくまでも一神教の国と比べた場合ですが。でもこれからの日本の課題としては、人口減少対策として中絶させずに産ませて社会で育てる仕組みも考える必要があるのでは?と思います。

ともあれ、意義のある活動をしたくても日々の仕事があって時間的に出来ない人は多いので、そんな時に専業主婦は大きな力になります。アメリカの専業主婦はもれなく何かしらのボランティア活動をしているし。そこは日本も見習うべきなんですよね。って自分の母親を見ながらずっと思っていましたw

 

さて、この週末はアメリカでエアロスミスのチケット販売がありました。電話の向こうで「ちょっと待ってて」なんて気楽に言うアメリカ人は良いわよ、昼間なんだから。私は深夜?いえ朝の4時まででしたorz 日本では最近チケ代が高いという声が多いようですが、そんな方々にアメリカの実態をお知らせしますw これはとあるアリーナ会場の図面です。ステージのほぼ真横スタンド最上階あたりで約3万円ですよw ステージ最前なんてその10倍です!またネットでのチケット販売取扱手数料が1万円近いですから。いや〜日本はありがたいです。そのうち自国アーティストのライヴを観るためだけのインバウンドも増えたりしてねw