Amy's This Week

2022.01

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2022.01.04

12/27, 2021- 1/2, 2022 2021年を振り返る…と、『ドント・ルック・アップ』

ついに2022年を迎えました。皆様、明けましておめでとうございます!とはいえ、この週は半分以上まだ2021年だったので、2021年を振り返ってみたいと思いますw まずは、毎年楽しみな東京国際フォーラムの干支ツリーです。変身後の新年ヴァージョン。

変身前のクリスマスヴァージョンはこちら。毎年、これを見るのが楽しみです。

さて、2021年は誰にとっても初めての、最初から最後までコロナ禍どっぷりの1年でした。そのため、だいぶそうした環境に慣れてそれなりに動いた業界もあれば、我々洋楽ライヴ関係者のように丸々1年仕事が無いということも。なんてこと。いやもうそんな状況に慣れきってしまって、もはや仕事に戻れるのかが不安になっているくらいですが…苦笑

そんな状況だったので、この週報も丸々1年私の個人的な趣味のことばかり書いていました。お付き合い下さった皆様、申し訳ありません&ありがとうございましたm(_ _)m まあとにかく楽しいことを、楽しかったことを書こうと努めていたので、共感して頂ける事があれば幸いです。

ではまず、2021年良かったわ〜!と思えた美術展トップ3を。開催順に、最初は国立近代美術館の『あやしい絵展』です。 まだ2021年始めの頃は、海外からの作品は来ないまま、国内作品でキュレーターの皆さんが工夫して美術展を開催してくれたと感じました。そんな中、とても興味深く、面白く、楽しめた美術展でした。古今東西入り混じって、一つの『あやしい』をテーマにした作品群は、日頃出逢わない作品も多く、MOMAT(東京国立近代美術館の略称)の心意気を感じました。今後に期待です。

また、MOMAT周辺は桜が綺麗!なので、春先だったら内容はともあれ、いえ、常設を観るだけでも、行く価値ある美術館ですよ。

夏には初めて行った東京都現代美術館での『GENKYO 横尾忠則展』が面白かったです。偶然なラッキーで、ご本人様にも会えてしまったしねw いや〜、圧倒的なスケールで驚きました。東京展は終了しましたが、12月から2022年1/23まで大分で開催されていますので、九州の方は是非!

最後は晩秋に行った、三菱一号館美術館の『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜』展です。

何と言ってもイスラエル博物館ってもう、ほとんどが初来日作品じゃないですか。馴染みある印象派作品でも、これほど初めて知り、初めて観た作品に溢れているとは。イスラエル最高!またよくぞコロナ禍でこれほどイスラエルから運んできてくれました。ありがとう三菱!

特に嬉しかったのは、レッサー・ユリィという画家を初めて知ったことでした。レッサー良かった〜!それだけでも、この美術展に行った甲斐があったと思えました。ああ、いつかイスラエルにも行きたい!!

そんな美術展の合間には、とにかく仕事が無いんだものw 今年は本当に山ばかり行ってたな〜ww 2020年から突然山に行き始めたので、2021年は丸1年を通してお山通いした初めての年でした。そこで観た美しい景色を、並べていきますね。

そして、今年のNHK大河『青天を衝け』で一躍有名になった渋沢平九郎ゆかりの地も巡りました。

ライヴは邦楽2バンドだけ。それだけでも行けただけ幸運で感謝だと思います。5月には、初めての会場有明ガーデンシアターにて、いつものLuna Seaでした。大好きなTDCホールを一回りもふた回りも大きくしたような感じの会場で、どこの席からもライヴを楽しめると思いました。

医療関係者の努力を讃えるブルーライト。

11月には、スーパービーバーのライヴに初めて行きました。新鮮だったし、初めて観る景色に胸がぐるぐるしましたよw

そういえば、コロナ禍で抽選制となったシーにもランドにも行けました。色々制約もあったけれど、とにかく空いていたので、アトラクション好きには絶好のチャンスでした。10年後振り返っても、コロナ禍で良かったことの一番と言えるかもww

オリンピック、パラリンピックもありましたね〜。予想外の無観客開催となり、東京都は経済面でもそれは大変だったと思いますが、東京都の底力を見た気がしました。また、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

パラリンピックは特に良かったです。何しろ今回ほどしっかりパラリンピックを観たことはなかったので、感動もひとしお。開会式の布袋さんバンドも良かったしね。友人に布袋さんの大ファンがいるので、私もとても嬉しかったです!

次回はパリ大会ということで、パリからの映像も素晴らしかったです。こうしたパフォーマンスを思いつく想像力がとにかく凄い。

『ARIGATO』の意味が深過ぎて、いろいろ思って泣きそうになりました。

さて、2021年私の好きだったテレビドラマTOP 3を挙げたいと思います。まずは何と言っても『青天を衝け』ですが、いい加減しつこくなるので軽く流して…ww

平岡様〜!!!!!

録画を何度観ても、笑いながら最後はマジに泣いてしまう『あのキス』。深夜枠だったので、視聴率とか地味だったようですが、これはめちゃくちゃ名作だったと思います。私にとっては松坂桃李のベスト作品だったと思うし、井浦新も大好きになりました。

そしてそして、2021年サイコーだったのが『プロミス・シンデレラ』です❤️ ゴードンの魅力炸裂!2022年最初のAmazonオーダーは、このドラマのDVD BOXでしたよwww

ということで、なんだかかなり楽しく過ごしていたような2021年でしたが、年末になって世界一愛した叔父が亡くなるし、カルロスも…泣 お花に埋もれた叔父です涙

カルロスについては、未だに信じられない気持ちでいっぱいです。

が、3人の悲痛な面持ちの映像を観て、本当なんだと胸が苦しくなりました。

彼らが言っていた言葉を訳して週報に載せようかとも思ったのですが、Divoファンの皆さんって語学堪能な方が多いので、私が余計な解釈をしないで、原語をそのまま受け止めた方が良いのだろうと思い、止めました。

Mr.Bigのパットが亡くなった時には、その追悼ライヴに行き、ビリーの言葉に泣きました。今回も泣けましたよね。やはり、愛する人、仲間が亡くなるというのは一番辛いです。その哀しみを背負ったまま、残された者はどうするか。『青天を衝け』でも皆そうでしたが、いつの時代も、どこの国でも、これが人間の一番の生きる上での課題なのかと思います。ファンとして、仕事仲間として、カルロスが一番喜ぶであろうことを、模索していく2022年になりそうです。

 

そんな感じで私の2021年を振り返ってみました。父から教わった言葉に『禍福はあざなえる縄のごとし』というものがありました。大好きなミュージカル『42nd Street』にも、『There’s a sunny side to every situation』という曲があります。神様ではないので悪い面を持たない人はいないし、どんな人、時、状況にも良し悪し両面あります。なので私はなるべく良い面を見て行きたいと常に思っています。コロナ禍だと、特に楽しいことを探すのって簡単だしね!苦笑

私たちの2022年に、少しでも明るいこと、楽しいことが沢山ありますように!!!

 

そんな週の一本は、『ドント・ルック・アップ』です。

出演者の名前をご覧下さい!このゴージャスさったら!ディカプリオにティモシー・シャラメ、ジェニファー・ローレンスにケイト・ブランシェット、さらにはメリル・ストリープ?!これは映画ファンとして観ないわけにはいかないでしょう?!

いやもう、豪華俳優の皆様、暇なの?お金さえもらえれば何でも良いの?!!とまで言いたくなってしまう作品でした。爆笑

くだらな過ぎてイライラしますw が、最後までくだらなさを徹底されると、これはもはやアメリカ映画界のゆとりのなせるワザ?これだけの俳優を使って、つまりこれだけのお金を使って、お前らこんなくだらない作品を作れるか?!と、アメリカ映画界に高笑いされている気がしました(^^;

良かったと言えるのは唯一、アリアナ・グランデのライヴ・シーンくらい。あとは有名俳優たちが真剣に馬鹿げた遊びをしているようで、観ていてムカついてきますw 特に私はケイト・ブランシェットの大ファンだけに、悲しくさえなりましたw ケイトの『シャーロット・グレイ』をもう一度観てこれを忘れようか。同じ彗星モノなら名作『ディープ・インパクト』を観て、気持ちを浄化させようか…。

とにかく、どれほどくだらないかを知りたければ、すでにネトフリで配信されているのでご覧下さい。もしや、このコロナ禍でこうでもバカらしいことをしなきゃやってらんない!と、映画ファンに笑いを与えようとしているのなら…どうなのかな。イラつかせただけかもしれませんよ。英語で言うまさに『annoy』な作品でした。苦笑

 

ということで、改めまして、今年が皆様にとって(私にもw)良い年となりますように。おめでた画像(?)で、実家から見えたお正月の富士山です。皆様どうぞ今年もよろしくお願い致します。