Amy's This Week

2014.04

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2014.04.28

4/21-4/27, 2014 週報

皆様から食中毒へのお見舞いの言葉を頂き、深く感謝致します。m(_ _)m お陰様で、その後順調に回復し、今はまたラーメンでも焼き肉でも何でもござれです。でもまあ私の場合自宅でやってしまったので、冷蔵庫内の大掃除をしました。ドレッシング類など、結構賞味期限切れているものがあり、特にこれからの季節気をつけなきゃいけないですよね。

テレビのニュースで「ああ、そうか」と思ったのですが、世の中既にGWに突入している人々もいるのですね。知人にも「連続11日休み」とか、「連続10日なので今日からマウイ行ってきま~す!」なんていう人がいて羨ましい限りです。てか、旅行に出るならお休みが長いほど良いですが、旅をしないとなると10日もどうして良いか分からないですよね。そんな時こそ大掃除かもしれないですが、私だったらきっとボケっとしているうちに終わってしまいそうです。

さて、この週は久しぶりに映画を観に行きました。アカデミー賞を穫って以来観たい観たいと思いつつ、上映が終わってしまうと知り、ギリで最終日に駆け込みました。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』です。

 

今年のアカデミー賞主演男優賞と助演男優賞を獲得したマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの両イケメン激やせが話題の作品。1985年のダラスを舞台にHIVに感染した主人公が「余命30日」と言われながら、それまで仲の良かった友人達には知識不足から来る理不尽な苛めに遇いながら、か細く弱った身体と強靭な精神力で結局その後7年生きたというリアルなお話です。

今でこそ薬の進化で、HIV陽性は即死ぬ…ということはないようですが、当時は「そばに寄ると感染る」などと言われたり、とにかく「訳の分からない恐ろしい病気」でした。フレディーもこれで亡くなってしまったしね。ましてこの主人公は典型的なカウボーイで、ゲイなんて大っ嫌い。なのに「ゲイがかかる病気」に自分がなってしまった…というショックも大きいわけです。

けれど、そこでヤケにならず、ふつふつと死にたくない思いが湧いてきて、自分が必要とする薬を探して、同じような人々にも売るビジネスを始めるわけで。そのバイタリティーたるやスゴイ!の一言です。

「お金を稼ぎたい」というのは決して悪いことではなく、生きていく上で必要な物なのだから、それが卵とにわとりのように、生きたい→お金を稼がねば→生きたい→稼ぎたい…と生命力そのものになっていくのです。

また「Lone Star State」の別名もあるテキサス州で、人を頼らずに自分で生きていこうとする主人公はまさに Lone Ranger(一匹狼)。ジャレッド・レト演じる奇麗なオカマちゃんもある意味Lone Ranger. 生き方そのものが典型的なテキサス・カウボーイである主人公たちは家族でも恋人でも誰のためでもない。自分のために生きようとする。

「誰のため?」「何のため?」とか、なまっちょろいことを言って、結局ずっと「自分探し」を続けようとする甘ちゃんな人々に、こんな映画を観てちょっと考えてみたら?と言いたくなる作品でした。 まぁ私も含め、この主人公も、結局は人って崖っぷちに立たないと悟れないんだとは思いますけどね。

で、イケメン二人の痩せっぷりですが『マシニスト』のクリスチャン・ベイルに匹敵。俳優さんってスゴイです。でもやっぱりマッチョな方がカッコ良いわ❤

ということで、皆様のGWの過ごし方など教えて下さいね。来週5/5(月)は祭日のためサイト更新はお休みさせて頂きます。皆様、楽しい連休をお過ごし下さい!