Amy's This Week

2019.10

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2019.10.06

9/30-10/6,2019 Night Ranger スタート!と、『アナベル 死霊博物館』

やっと一年で一番好きな10月になったというのに、まだまだ暑いったら!地球温暖化のおかげで、どんどん快適な春と秋が短くなっています。ズルズルといつまでも暑いと思ったら、あっという間に冬になってしまうんでしょうね〜。

なんてボヤきつつも、ラグビーで熱くなっているし、こちらも熱い、ナイト・レンジャー!今週末は追加公演からスタートです!

前回の来日の東京公演から私も参加するようになりました。その時はTDCホール、今回はもともと人見記念講堂だけだったので、初めてのGA(オールスタンディング)会場でのVIPとなったのが、追加公演であり初日の赤坂Blitz(未だに私はそう呼んじゃうw)でした。

課題は、VIPプラチナの皆様にどこからライヴをご覧頂くか…ということ。2013年のエアロスミス来日時のマリンスタジアムでは、最上級VIPの皆様にはもう、ステージと柵の間のスペースに入って頂いたのでした。でないと全く隙間が無かったから。で、今回はどうするかということを、実はVIP受付の30分前まで議論していました。私は「柵前」を提案したのですが、残念ながらBlitzの柵前は狭過ぎて却下。しかも今回は公演チケットが売れに売れていたので、もうフロアはマンパン状態。なのでしっかりと柵で囲まなくてはならない中、柵が立てられる場所にも制限があります。ギリギリまでバンド側と会場セキュリティーとで話し合い、その結果、最前右端に特設スペースを作って頂きました。こんな感じ。

これなら、整理番号が100番以降くらいであれば絶対価値ありますよね。この結果を見届けてから、安心して受付を始めることが出来たのでしたw

バンドは日本のファンが大好きだし、日本のファンが非常に礼儀正しいのを知っているので、今回のVIPは日本だけの内容がたくさん盛り込まれました。これも偏に、スタッフの言うことをちゃんと聞いて下さる皆様のおかげです!また、一律に考えないで、大丈夫と思える国においてはそれなりにより良い内容にしてくれるのは、とても嬉しいことですよね。より絆が深まる気がします。

そしてまずはサウンドチェック・パーティー。貴重なブラッドの短パン姿ですww 西海岸を感じますね〜❤️ この後のQ&Aでは、VIP「ブラッド、カッコ良さの秘訣はなんですか?」

ブラッド「瞑想することさ。ジョーダンww」

VIP「じゃあ、ブラッド、健康の秘訣はなんですか?」

ジャック「瞑想だよ」

ブラッド「あり得るね」

ケリ「嘘だろ」

みんな爆笑。で、収集をつけたのがマネージャー「食べ物に気をつけることだよ」

…ともう、どこをどのタイミングで訳したら良いのか分からなくなるほど、私も笑ってしまいましたw

ちびっ子VIP「あと30年演ってくれますか?」

ジャック「え?あと30年って、俺90過ぎ?」

周囲「やれやれ〜!」

ジャック「OK、やるよ。頑張るよ!任せてくれ!w」

その他、エリックも何か笑いを誘うことを訊かれていましたね〜。ごめんなさい、忘れちゃった〜(^^; とにかく、なんかもう本当に気さくで、ノリが良くて、楽しくて、典型的な西海岸のバンドだなと思わせてくれました。結果的には出来たし、ご本人にも喜んで頂いたので良かったですが、去年のジョー・ペリー様のQ&Aの時なんて、まあご本人が真面目に長々と答えてくれるから、ホント私は緊張しましたよww 東と西では大違い!まあ実際に時差が3時間もあるのですから(日本&バングラデシュと同じ!)その人々に性格の違いがあっても不思議は無いですよね。同じ日本の中だって、東京と関西では違うのだしww

なんかね、ホント日頃東海岸のバンドに慣れていると、その違いにとても驚きます。まずはアーティスト御一行様が来日すると、すぐにプロミ(プロダクション・ミーティング)が行われ、サウンド、ステージング、ライティング、ケータリング、VIPその他、来日公演を実施するためのすべての関係者が集まり打ち合わせをするのですが、この週半ばに実施されたナイト・レンジャーのプロミには、当然のようにバンドのメンバーも顔を出してくれました。関係者に挨拶するためだけに。つまり、彼らの感じ良さは決してファンの前だけではないのです。全く表裏が無い。バンド、ミュージシャンという以前に、もう人間的に素晴らしい人たちだということですよね〜!

と、話が逸れました。サウンドチェックの後はミート&グリートで、サインはお一人3アイテムまで。NGグッズ無し。そして写真撮影です。これらが全て終わると、ゴールド&シルバーの皆様お疲れ様でした。ここからはプラチナの皆様のみで、さらにVIPは続きます。まずはオンステージ・ツアー。もう好きに動いてOKで、撮影もお好きにどうぞww アメリカでは考えられない驚きの寛容さですよね。取り敢えず、何も触らないでね、というのは、どのバンドでも当たり前のことです。そして当然のように、その寛容さに答えるが如く日本のVIPの皆様はきちんと動いて下さり、ああ、だから好きにさせてくれるんだな❤️と、私は日本のVIPの皆様を誇りに思いました。で、せっかくだったので、ステージ上でグループショット。

このあと少しして開場となり、しばらく待機。そしてハイライトとなるバックステージへとご案内です。特にBlitzは、バックステージへ行くのにステージ脇を通ったりするので、皆様すごくエキサイティングだったと思います!案内する方としては広く明るい所の方が良いに決まっているのですが、案内される方は、狭くて暗い所の方が面白いですもんねwww

そして開演直前、バンドのドレッシングルームに案内されます。英語でRitualといわれる、一種の景気付けの儀式といった感じでしょうか。ブラッドがアコギを抱える周りにバンドが集結していて、そこにファンが一緒になって手拍子しながら何曲か歌うのです。

Sing Me Awayとか、Rock In Americaとか、もう狭いドレッシングルームの中で大盛り上がり!こんな機会があるなんて。音楽の好みは人それぞれですが、ナイト・レンジャーを好きになれた皆様は本当に幸せだと思う瞬間です!!なんてバンドなんだろう❤️

こうして無事に皆様満足感一杯で(たぶんw)初日のVIPは終了しました。プラチナの皆様を特設エリアにご案内し、私はバックステージへ戻り、ステージへ向かうバンドのお見送り。会場内に流れるSEがかすかに聞こえ、あれ?エアロスミスでしたか?あと何回かあるので、開演直前のSEを聞けるチャンスがあると良いな〜。そしてあの声です!ナイト・レンジャー登場を告げるダミ声。今年亡くなったツアー・マネージャーToddが録音したものをそのまま使用しているんですね(泣)。トッドが亡くなった時、バンドは公式SNSで追悼のメッセージを載せていましたが、本当にファミリーとして思い出を大切にしていて、これからもトッドの声でライヴを始めるんだなと思ったら、ますますこのバンドの優しさが胸に沁みました!

…ということで、明日は三軒茶屋に会場を移して、人見記念講堂で2連チャンです。チケットは既に両公演とも完売をしています!でもVIPは、当日受付もしますよ!既にチケットを持っている人しか参加出来ませんが、よろしければ是非17:00においで下さい。当然ファンなら分かりきっているとは思いますが、どれほどこのバンドが優しくて、明るくて、楽しくて、寛容で、仲良くて、人として素晴らしいかを、より身近に感じて頂ければと願ってやみません。

 

そんな週の一本は、『アナベル 死霊博物館』です。

世の中私の知らないことはめちゃくちゃ沢山ありますが、映画でもまだまだ知らないことがあったと思い知らされました。だってこのアナベル、もうシリーズ化されて6本目?スピンオフもあるそうで、やだ〜、もう私全然知りませんでした!

しかも、主人公夫婦の夫役は、大好きな『アラモ』のトラヴィス大佐、パトリック・ウィルソンじゃない❤️ あ〜ん、やっぱり世の中知らないことだらけだわ〜!

もちろんホラー作品なのだけど、私はチャッキーより好きかもしれません。チャッキーってシャレにならないもの(爆)。アナベルは誰も死なないし、ストーリー的にはあまりにもシンプル(単純w)。ティーン対象のライトノベル的?でも、アメリカでこのシリーズが大人気という理由が分かった気がしました。

それはたぶん、ノスタルジーに訴えてくる作品だから!この『アナベル 死霊博物館』の舞台となるのは1972年。なので、1972年のヒット曲がガンガン使われるのです。バッドフィンガーの『Day After Day』は私も知っていて、これが何度も使われて「いいな〜」と思っていたら、エンディングで流れた曲がもうシアターを出ても頭から離れず!初めて聴いた曲だったけれど、インパクトあるサビの歌詞を覚えてクレジットロールで『Dancing in the Moonlight』と確認。キング・ハーベストというバンドだって。バンド名も初めて知りました。とにかく、この曲が1972年に大ヒットしたらしく、すごく良かった❤️ 早速iPhoneにダウンロードしましたw

特にアメリカにいると、ラジオはひたすらヒット曲を繰り返しオンエアするので、その曲を聴くだけでその年の自分がどうしていたか、パァ〜っと思い出が広がるんですよね。それは映画も同じで、だから私は公開時に観ることにこだわります。そしてきっとアメリカの大人たちが、この映画で自分の子供時代を思い出して、登場する少女たちに自分を重ねてみたりしたんだろうな〜と。

主人公のマッケナ・グレイスちゃんはどんな大人になるのか想像するだけでも恐ろしいほどの美少女だし、映画ではバカか?の行動だらけ(笑)だったケイティ・サリフ(上の画像中央)も、よく見ればかなりの美人で、ホラー映画だけどかわい子ちゃん映画でもありましたw

 

さ、また月曜日からNight Ranger東京公演が続きます!そして直後からシンディもスタート。そんな中ラグビー日本はサモアにも勝って、いよいよ決勝進出が見えてきました。もう日本戦なんて拘らず、全部の試合を観たい!!!しっかり録画をセットして、仕事も頑張ります!