Amy's This Week

2007.11

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2007.11.18

11/12-18, 2007 週報

仕事でボストンへ飛びとんぼ帰りした。到着した翌日まではなかなか良いお天気だったが、その後がもう寒い寒い。みぞれまじりの中帰れることにほっとした朝、空港行きのシャトルの中隣のオバサンが「暖かいわね」と声掛けて来た。一瞬「はぁ?」

きょとんとする私にオバサンは「今年は全然まだ寒くないってことよ。やっぱり地球温暖化かしらね〜」と言う。でも私は「スミマセン、私は日本のトーキョーから来たんで、コレ、十分寒いです」と答えた。するとオバサン、「あら、トーキョーなの。行ったことないわ。どう?良いとこ?」と聞いてきた。くりぃむしちゅーの羽田へ行くテレビCMじゃないが、空港まではあっという間。丁寧に答えている時間は無いので、「そうですね。ここよりは寒くないのと、トイレが良いかな」とあっさり答えた。するとシャトル内の他の人も振り向き、「トイレ?どういうゆうふうに?」と突っ込んできた。「いえ、便座がヒーターで暖かいし、おしりシャワーがあるし」とオロオロ答えると、皆真剣に「あ〜、それ聞いたことある〜」とか「あ〜、それテレビで見たことある〜」とかなにげに大盛り上がり。そして「日本ではそういったススんだトイレが一般家庭にもあるの?」と聞かれたので、「ええ、ほとんどの家にあると思いますよ」と答えたらアメリカ人一同かなり驚いているようだった。

そう言えば。1994年の暮れ、まだエアロスミスがコリンズ・マネージメント所属だった時。同事務所はケンブリッジにあり、ちょうど12月中旬のTPでボストンに居た私は事務所に「ちょっと手伝いに来て欲しい」と呼ばれた。何かと思ったら事務所でバンドへのプレゼントを用意しているところだったのだが、通常ラッピングは自分達でするアメリカ。さっそくラッピングのお手伝いとなった。その中今でも記憶に残っているのが、超巨大な箱。ラッピング用紙を2-3枚使って二人がかりで非常に苦労して包んだのが、箱を見ればTOTOのウォシュレット付き便器だった!誰へのプレゼントか聞くとSTへだと言う。日本へ行ってコレに出会って感動した妻(当時)テレサのリクエストだったそうだ。今から10年以上前に既にアメリカで自宅にウォシュレットを設置していたSTは、やはりかなりのセレブリティってことだったのだろう。それにしても。ああ、あの便器は、テレサが去った家で今も残っているのだろうか?

帰国した週末、知人の結婚披露パーティーにお呼ばれした。実は昨年11月フロリダへ行ったTP時に知り合った参加者同士の結婚式という、AF1にとっても大変おめでたい出来事だ。1993年に日本にAF1が進出して以来、TPが産んだ恋愛は数知れず。そんな中、私の知っている限り結婚までいったカップルはこれで三組目となる。まさに彼らにとっては人生が変わってしまったTP参加と言えよう。特に昨年11月のフロリダTPは実際毎日がトラブルの連続で、私はもう居直って「トラブル・パッケージだ」と呼んでアメリカのスタッフにもウケていた程。そんなTPの後日談としてこんな幸せな結果になるとは。今になれば終わり良ければ全て良し。Mちゃん&Yさん、末永くお幸せに〜!

パーティーがお開きになったあと、その時のTPに参加した3人と一緒にHRC六本木に場所を移して主人公抜きのプチ二次会となった。懐かしい思い出話は尽きず、さらに最近の某ビッグ・バンドのチケット争奪戦まで大盛り上がり。気象庁発表木枯らし一号の吹いた寒い東京の夜、次は是非忘年会か新年会をしましょうと誓いあってそれぞれ家路についた。

でもボストンに比べたら、まだまだこのくらいの寒さはオッケーよん。