Amy's This Week

2023.12

14
2023.12.14

11/27-12/10, 2023 大人の修学旅行TP SLC & Portland, OR 後半と、『ロスト・フライト』

SLCを午後出発して、夕方無事にオレゴン州ポートランドに到着しました。なぜ英語でPortlandと書た後にOR(オレゴン州)を付けるかというと、ポートランドという都市は東海岸にもあるからです。東海岸はメイン州なのでPortland, MEとなり、今回私たちが行ったのはオレゴン州なのでORです。到着する日の夜は今回唯一のライヴ。どうやら間に合いそうでホッとしました。

オレゴン州ポートランドの空港(PDX)が近づいてきて、セント・ヘレンズ山が見えました。この山は火山で、1980年に大噴火を起こし山体が変化してしまったそうです。元はもっととんがっていたんですね。その時の様子を元にした映画『ダンテス・ピーク』(1997)はピアース・ブロスナンとリンダ・ハミルトンが出演していて、とても面白かったというか、衝撃的だったのを覚えています。以来、セント・ヘレンズ山を見るたびに、『ダンテス・ピーク』を思い出します。

さて、ポートランドに着いたらこんな可愛いポスターのお出迎えが。Purrって日本語でいうご機嫌にゃんこのゴロゴロのことです。Tの発音を飲み込むアメリカ発音ならではのポートランド=ゴロゴロランドということでしたw 可愛いにゃ❤️

こちらはフツーのお出迎えw この背景になっている山はとんがったマウント・フットです。

ホテルに着いてチェックインをしたら荷物を置いてすぐにそそくさとお出掛けです。お夕ご飯はちょうど良く通り道にあったスタンドでホットドッグ。野菜がたくさん乗ってて豪華ですが$10=1500円ですよw

「全部乗せ?」と訊かれたので、「マヨネーズ抜きで」とオーダーしました。1500円と思えばめちゃ高いですが、寒い夜歩きながら戴いたホットドッグはめちゃ美味しかったです!

…と皆で食べ歩きして5分ほどで到着した今夜のライヴ会場です。GA(オールスタンディング)なのですでに並び始めていました。時間を見ると開場まであと45分!じゃあ…と私たちも列について並ぶことにしました。皆でおしゃべりしながらだったので、寒さもさほど厳しくは感じず、あっという間に開場を迎えました。

スモーキング・エリアがあるなんて驚きですw え?ショウ3時間も?って、アメリカは前座があるんでしたw 当日券が前売りより安いのにはちょっと腑に落ちませんでしたが、現金オンリーってもう、この会場脱税していないでしょうねw(いえきっとしてるww)

この時のために全員パスポートを忘れずに持参しましたw お2階のバーへ上がれるブラックライト・スタンプを手の甲に押してもらい、ベスポジをとって乾杯しました。ちなみに、アルコールを飲まない人もパスポートを見せて2階へ上がり、コーラを飲みながらベスポジGet! 作戦はバッチリでしたw

名前も知らない前座はルックスは良かったけれど、ミドルテンポの曲ばかりで少し退屈でした。でも45分なら耐えられるw そしてついに待望のThe Struts登場です。

今回のTPで、Aerosmithが延期になってしまったのはもう仕方無いとして、でも何かライヴ無いかな〜?と思って探したのがThe Strutsでした。なんかもう運命を感じたんですよね。だって私たちがSLCに到着する日にSLCでライヴ、その後ポートランドに到着する日にポートランドでライヴだったんですw これはもう観るしかないじゃないですかw SLC到着時は間に合わないかもしれないし、時差ボケもあってつらいので、迷わずポートランド公演に狙いを付けました。

予習をしてみると、ヴォーカルのルークってデビューした頃のSTにちょっと似てるかもwww これはもうとっても楽しみでした❤️

ルークの第一声は「Welcome to our show ladies & gentlemen, boys & girls and everybody else!」でしたw 紳士淑女、ボーイズ&ガールスそしてその他のみんな!これだけで会場を掴みましたよねw 英国からやって来た彼らは今はアメリカで頑張っていて、このツアーその名も「Remember The Name…The Struts Tour」ですw 「ザ・ストラッツ、名前を覚えてねツアー」最高じゃないですかw

「俺たちはもう13年演っているんだ(バンドのプロフィールを見るとデビューは2012年となっていますが、これはルークがバンドのヴォーカルになってからかな)。これからもっとビッグになりたい。アリーナでも演りたい。スタジアムでも演りたい。そこまで連れてってくれるか〜?!」ってもおルーク、連れてくよ〜!!www

とまあThe Strutsのライヴ、初めてでしたがめちゃ楽しみました〜!!!帰国してからいっぱい復習していますw ルークは初期のSTやフレディーはもちろん、シンデレラのトム・キーファーにも似た感じで声も良い。ギターのアダムは髪が長いだけで嬉しいしw

ドラムスのゲシンはウェールズ出身だからウェールズの旗を誇らしげにサイドに飾っているんですね。だからThe Strutsはイングランドのバンドでなくブリティッシュのバンドなんです。

というわけで、今回のTPで一番の収穫はThe Strutsでしたw 私のイチ押し『One Night Only』聴いてみて❤️
https://www.youtube.com/watch?v=yFnQu0kmCuY

この日はポートランドのダウンタウンでお祭りみたいなことをやっていて、私たち全員がThe Strutsの大ファンになり、火照った顔をオレゴンの寒風に心地良く晒しながら歩いた道の脇には点灯された大きなクリスマスツリーが輝いていました。

翌日はゆっくりとブランチを楽しんでからお買い物をする日でした。やっぱりこのカリカリベーコンがないとね!日本のベーコンはそもそもが味薄くて全然違うの。それを言ったらトマトジュースも同じだし。日本って塩分摂ることを悪のような扱いしますよね。塩分だけでなく、甘さも日本は薄いことがもてはやされて「甘くないケーキ」が人気って…私には意味が分かりません。甘いもの食べたいからケーキを食べるんじゃないのかしら?w とにかくアメリカに来たからには、しょっぱい物甘い物たっぷり食べちゃうんだからwww

さてAmy絶賛アートな写真シリーズです。思わず「目の付け所がシャープだね!」と感動したまりこさん撮影の1枚。賑やかな夏にゲイパレードがあった名残のようです。LGBTQ+に寛容な西海岸らしいし、色褪せたところがその後数ヶ月経った時間の経過が見て取れ、それでも完全に消さずに残っているところに優しさも感じました。晩秋の落ち葉とのコラボも素敵な1枚でした。

続けてまりこさん撮影のダウンタウンのゴミ箱。前述したようにただポートランドというと米大陸の東西両方にあるんですが、PDXと空港コードを出せばそれはオレゴン州ポートランドで決まりです。シュータンにPDXと入ったスニーカー。可愛い!

さらにこちらはダブルバーガーにPDXの旗。ポートランドはチェーン店ではない美味しいハンバーガー屋さんがいくつかあるそうです。今回は行く機会が無くて残念!と強く思わされた1枚でした。

ブランチ後はお買い物です。オレゴン州って消費税がゼロなんですよ。ゼロ!なのでSLCでは極力お買い物をしないでここまで来ましたw そしてポートランドと言えばNIKEの本社があるところ!ここぞとばかりにNIKE本店に吸い込まれていく私たち…w

広い店内ではバスケットやサッカー、ゴルフには目もくれず、真っ直ぐランニングシューズのコーナーへ。私のお目当てはトレラン・シューズです。つい最近になって、NIKEはトレッキング・シューズは出していないのにトレランシューズがあると知り、1足日本で買ったばかりでした。これが軽くてサイコー!今回はブラックフライデーと消費税なしのオレゴンということで、本店では高級なトレランシューズを買っちゃおうと意気込んでいましたw そして見つけたのがコレ!ピンクとグリーンで最高じゃないかwww お会計ではさらにNIKEアプリ入れてる?と尋ねられ日本のだけど…と出したらなんと全世界共通だって。さらに15%引きになって、最終的に日本で買う半額以下になりました。それにこのカラーは日本では無かったしね!

ブラックフライデーとはいえ感謝祭の連休でお休みのお店も多い中、取り敢えず欲しかった物は買えて大満足。他のみんなもそれぞれお買い物出来たようで、全員やり切った感で最後の晩餐です。ポートランドの街を見渡しながらのレストランに予約していました。

前菜から1皿目、2皿目と好きなお料理を選ぶコースで、スタイルはイタリアンぽいですが、お料理は無国籍系。まずはサラダをオーダーしたら、なんとザクロが散らされたオシャレサラダでした。

そして1皿目はなんか、甘めのテリヤキ風味にスパイスを効かせたようなお味のチキンの串刺しw なんかよく分からなかったけれど、お味はかなり美味しかったですw

そしてメインは海老とホタテのソテー…は美味しそうだったのでお隣の写真w 私はお肉にしたのに自分のお料理は写真撮るのも忘れて食べちゃったw

陽が沈んで夜景を見下ろしながらのオシャレなレストランはお食事もオシャレで、アメリカには珍しく量も良い感じ。今回のTPで一番お料理残し率が低かった最後の晩餐でしたw

そんなわけであっという間のアメリカでした。翌日羽田へ向かう朝は4:30起きで空港へ。無事にチェックインして、搭乗までの時間で朝ごはん。コーヒーで乾杯です。ここまでは良かったのw

ん?このあとラーメン?って思いますよねww このラーメン写真を撮ってくれたMariさんですら、まさかコーヒーの後ラーメンを食べることになるとは思っていなかったはずですww なんと、9:15離陸予定のフライトのために早起きして3時間前の6時には空港に行ったというのに、8:30になったら濃霧のためにフライトが遅延するというのです。え?私たちはシアトルで国際線に乗り継ぎがあるのに?ってもう、明らかにこれではもう乗り継ぎが出来ないじゃないの。でどうするかって航空会社に交渉するしかありません。席には限りがあるので早い者勝ち。速攻で攻めねば!

すると…「良いニュースがありますよ!あなた方の振替フライトのご用意が出来ました〜!」と笑顔で言われました。う〜ん、なんで大陸横断してまでのアトランタ?しかもそれ、明日のフライトですよね?ホテル用意してくれるの?「オーノー、イッツ・ウェザー!!お天気原因を全て補償していたら航空会社は皆倒産しちゃうよ〜」だってorz 明日のシアトル便には席が無いので仕方なし。もう何もかも仕方ない。残念だけどここはアトランタで手を打って、今夜のアトランタでのホテルを手配します。…てなことを皆さんに説明してからのMariさんのラーメンでした(ちなみに$10だったとか)ww アトランタへ行くフライトは14:30。朝ごはんに続いてランチもここ(ポートランド空港)に決定ですw

そんなもはや早朝から半日も過ごしたポートランドを飛び立った時にはソッコー爆睡してしまったのですが、後でMariさんから頂いたお見事なマウント・フットの写真がこちら。素晴らし過ぎ!ポートランド市観光局に売り込みたいくらいですww

この後時差もあってアトランタに着いた時はすでに23時近く。ポートランドでシアトル行きのフライトに積み込まれた私たちのスーツケースはどうなったことやら。取り敢えず考えても無駄なので、スーツケースが無くむしろ身軽でちょっと楽かもなんて考えながらヘロヘロになってホテルに辿り着きすぐ寝ちゃいました。

そして翌日もまた4:30起きで空港へ。私たちの自宅は地球の真裏なのだと、痛切に感じた二日間でした。でも今度こそ無事に飛び立ち、大陸横断ののち、ようやく羽田に向かったのでした。羽田に着いたら驚いたことに、ほぼ奇跡的に、全員のスーツケースが出て来ました!マジか。シアトル行きから下ろしてアトランタ行きに載せ替え、一旦チェックインしたので返すことも出来ずアトランタ空港の地下で一晩保管され…の羽田でした。デルタお見事!ww なんて喜んでる場合でもないかなww いや、やっぱり一つも迷子にならず全員分が揃って羽田まで来たってこれめちゃラッキーです!

Oochanが撮ったちぎれたバッグタグ。破れたラピッド・トランスファー(超急ぎの積み替え!)タグが、この2泊3日の壮絶な帰国劇を物語っている気がしますw 皆様、本当にお疲れ様でした!!!!

 

そんな週の一本は、帰国後初の『ロスト・フライト』です。

この手の飛行機の事故系作品は絶対に機上エンタメでは扱っていないですからねw 地上で観るしかありません。

ジェラルド・バトラーが機長さんとなれば、もうストーリーは分かり切っているじゃないですかw だからその場その場でドキドキしながらも安心感がありました。ただ護送中の罪人がいたのがちょっとしたフックで、これまた良い感じ。ラスト、ちょっとグッときちゃった。この人を主人公にした続編を観たいくらいですw

まああまりに現実的ではない(さすが映画w)派手なストーリーなので、自分たちのドタバタ帰国が浄化された感じで楽しみました。ただ…ジェラルド・バトラーって俳優さんは元々インテリなんだし、もう少し違う役回りが来ると良いのにな〜って常々思っています。マフィアとかさw 私にとってリーアム・ニーソンと同じで、流れが分かりつつも結局毎回観てしまう人なのでした。もはや様式美ww

 

帰国後はたまたま前から入っていた病院の予約をこなしつつ、その帰りに映画そ観たりしながらも体調悪く…病院行くのが辛かったです。だって全然風邪とは関係無い定期検診の予約ばかりだったからw その風邪関連の病院は1週間後しか予約が取れず、ようやく帰国の翌週にいつもの耳鼻科に行けました。その頃にはもう風邪の症状は治ってしまっていたのだけど、鼻詰まり再発で匂いがしないの振り出しに戻ってしまいました…。まだまだ当分耳鼻科通いも続きそうです。そんなわけでほぼ病院通いしかしていなかった週唯一見つけて足を止めた遅まきの紅葉です…。