Amy's This Week

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2007.12.16

12/10-16, 2007 週報

ずっとCMや駅の広告などで気になっていたケータイ905シリーズ。今まで海外へ出る度にレンタルしていたのがもうその必要が無くなるわけで、大手レコード会社に勤める友人などは「早く905に替えろ」と上司から業務命令が出たそうだ。さすが大手。先週には近々イタリア旅行に出る友人が遂に905に替え、会った時に早速見せてもらった。わ、液晶デカイ。絵文字が爆発的に増えて「早くやり取りしたいからさっさと替えろ」とせっつかれ、遂に今週私もdocomoショップへ足を運んだ。

いちいちレンタルせずに済むので世界ケータイは待ってました。更にそこに高速通信とシーズン中は野球を見たいからワンセグも。その三拍子が遂に揃った905。私にとっては長年待っていた夢のケータイなわけで。新しいドコモダケ(旬のみかん付き!)も貰ってルンルン(古い?)で帰って来ました。まっ先に見るのはもちろん、我AF1サイト。うわっ!早い、早い。CM通り、サクサク画面が変わり、気持ち良いことこの上無い。数年前、ADSLから光に替えた時も驚いたが、あの時の感動が今、手のひらの中で起きている。

で、早速ローマに着いた友人からメールが入った。まずはホテルの部屋の写真から。その後毎日のレポートが楽しい。前々週にはスウェーデンに出張していた友人と毎日メールで楽しみ、ホント、ほんの10年前には考えられない世の中に生きていることをふと実感。

CMでずっと気になっていたことと言えば、いや、気になるどころか、10月に初めて見た時には驚愕してしまったのが黄桜のCM。なんたってあーた、あの小林と江川が文字通り盃を交わしてる図ですよ。思わず目をグリグリ擦ってしまいましタ。やっぱ、二人とも本物。その昔、初めてランDMCのビデオ・クリップにSTとジョーを見た時の感覚が蘇り、思わず「嘘でしょ?」なんて声に出したりして。

小林と江川のあの「空白の一日」からもう28年だとか。いやはや、年末に今年を振り返ってみて、つくづく自分にとって「今年は30周年が多かったなぁ〜」と思っていたところだった。エアロとの30年、映画『ロッキー』との30年、そして阪神タイガースとの30年・・・。いつも一緒に野球の話題で盛り上がるスタッフBも知らなかったとか。28年前じゃね。あの年の小林投手は、正に鬼気迫る圧倒的・劇的な迫力だったことが蘇る。「闘志」という言葉がそのまま人の形になった様な存在感だった。そして絶望的な痛みと苦しみを全て力に替えて、彼は黙々と投げていた。

今やすっかりお茶の間の人気解説者になった江川とは対照的に、引退した彼のその後の苦労も漏れ聞こえていたが、いつの間にか遠い過去の記憶になっていた。そんなところにコレだ。小林が先にすっと片手を軽く差し出したら、それを江川が深く腰を曲げ、両手で包み込むようにして挨拶する出会い編から、もう見ているコチラも涙が浮かび、胸がキュ〜ンと締め付けられるCMだった。なんでもこの撮影には事前の打ち合わせはおろか、顔合わせすら無く、全くの28年ぶりの真剣勝負だったとか。その緊張感がコチラにも伝わってくるのだ。小林はどんな気持ちで出たんだろう。若い人には、こんな謙虚な江川は珍しかろう。でも、江川がこうして謙虚に礼儀正しく小林に接してくれて、当の本人達と共に往年のファンも皆本当にほっとしたはずだ。もしかしたら小林はこれでやっと、楽しくTV野球観戦が出来るようになるのではないだろうか。涙、涙・・・。

え〜ん、『小林・江川対談DVD』欲しいよ〜〜!!!プレゼント・キャンペーン実施中って、黄桜、買わなきゃダメですかぁ?お年賀に一升瓶抱える自分が見えるようだ(笑)。取急ぎ、地元のオヤジ仲間連中に「黄桜飲んでね〜!」とお願いメールを出したけど。今迄スターウォーズその他ボトルキャップを集める為にペプシを買いまくっている友を「大変だね〜」と横目で見ていたのに、よもや自分が自分では絶対飲めない日本酒買う羽目になるとはね。そんなこんなの、世話しない年の瀬に突入デス。

映画はゼロ。さすがに映画どころじゃない、マジ、年の瀬、ラストスパートで大忙しで仕事した一週間であった。