Amy's This Week

2020.08

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2020.08.03

7/27-8/2, 2020 おいしい浮世絵展と、『海底47m 古代マヤの死の迷宮』

今週は歯医者さんの予約があり、歯医者さんの近くということで、六本木ヒルズの『おいしい浮世絵展』へ行ってきました。前売券は随分前に購入してありましたが、コロナのせいで会期変更。追加で日時指定を取ってGo!

半端に15分前に会場に着いてしまいました。スタバへ行くには時間短か過ぎ…ということで、入り口前で待つつもりで「スミマセン、少し早く着いてしまったんですが…」と下の受付で言うと、「少々お待ち下さい」と、どうやら上(会場は52階)に問い合わせてくれた様子。そして「空いているのでどうぞ」と、フライング入場させて頂けました。ありがとうございますw

浮世絵と言っても『食』に特化した浮世絵展は初めて。結論から言うと、江戸時代の食とは?と、期待に胸を膨らませていたところ…意外にも東京っ子には全く驚くことがありませんでしたw が、そこはガッカリというわけではなく、それほど江戸の食には確立された魅力=クラシックな魅力がある、ということでしょうね。なんと言っても今やユネスコの無形文化遺産になっている『和食』です。その和食の代表とも言える寿司、そば、天ぷら、うなぎ…などが、浮世絵に描かれ、江戸の庶民に愛された『食』だったのです。

戦国の世が終わり平和な江戸時代となると、庶民の生活を描いた浮世絵が登場します。元は『憂世絵』だったそう。貧しい生活など世の中を憂いで描かれた絵とは、西洋の風刺画と同じようなものだったんでしょうね。が、江戸の人々は、日々を憂うのではなくもっと楽しく、浮かれて暮らしたい!ということで、『浮世の絵』になったとか。先週、江戸時代の人々は逞しい、と書いたところでしたが、そもそも浮世絵の語源からすでに生活力、生命力に溢れていたんですね。

そして徳川家康のおかげでw 日本の都が江戸となったので、浮世絵の中で生活する人々の舞台はほとんどが江戸=東京です。だから、千葉産の濃口醤油を使ったお寿司(握り)、お蕎麦、天ぷら、うなぎの蒲焼…など、今の東京の味はもう400年近く続いているわけで。永遠の美味しさです!だからね、私は天ぷらを塩で食べるのとか、なんか好きじゃないんです。やっぱり天つゆでしょ!って思っちゃうww うなぎだって、白焼きは違うのよ〜www と思っていたけど、分かりました。そうか、私は江戸の伝統の味が好きなんだわwww

意外だったのは、屋台のルーツです。一番最初に屋台になったのは、お蕎麦だったそう。今ではまず無いですからね。あ、ラーメンに変化したということでしょうか。また天ぷらも、揚げると油煙が出たり、火事の危険もあるということで屋台がメインだったそう。そしてお寿司も屋台とは。江戸時代の食文化、屋台文化は、衛生面がしっかりしていたんですね。

デザートはフルーツを『水菓子』と呼んで、様々なフルーツを細かく刻んでフルーツポンチ風にしていたというのが、イタリアンの『マチェドニア』にも通ずるなと思いました!和風フルーツなら水菓子、洋風フルーツならマチェドニア…って感じですね。美味しそう!写真はマチェドニアです。古代マケドニア王国には、様々な人種がひしめき合っていたので、そこから来たネーミングだそうです。

もちろん、デザートはフルーツだけではなく、お団子やお汁粉は永遠ですね。そんな屋台もあったんですね。ところで…この下の浮世絵の中に、タコの着ぐるみを着た人がいるんですけど…www この人なんだろう?www

コロナ禍で、海外からの美術が来ないとあって浮世絵を観る機会が増えそうですが、こうしたテーマがあると飽きずに楽しめますね。そういえば、このおいしい浮世絵展ではお土産を頂けました。コースターとカンロ飴。メーカーとコラボしているんですね。こういうのは大歓迎!でも、甘じょっぱいみたらし味のカンロ飴って、江戸時代から変わらぬ味?と思ったら、カンロ飴の会社創立は1950年でしたw おいしい浮世絵展は9月までやっているので、是非。帰りには、六本木ヒルズで美味しい美術展コラボ和食を楽しめますよw

 

そんな週の一本は、『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(長い!)です。

ポスター見ただけでB級感満載ですが、梅雨も明けたことだし、まあ涼し気かな?と思ってw

そもそも『海底47m』という作品の続編でした。それを観ていないからな…(^^; コロナ前は観たい作品が多くて、たぶん意図的に見逃した気がw ま、続編とはいえ『1』を観ていなくても全く問題なく観ることが出来ました。

舞台はメキシコ。ユカタン半島にはセノーテという地下水が溜まった泉がたくさんあり、それらは地下で繋がっていたり、海にも通じていたり…というのをテレビのドキュメンタリー番組で見たことがありました。それはとても興味深かったので、「あれか〜!」といきなり楽しく観ましたが、あんなにサメがいるの?

深く潜ったところにいる目の見えない深海サメ(?)が、白目をむいているようでとても怖かったです!洞窟ダイビング、水中遺跡、鮫パニック、女子高生のいじめ問題…などなど、内容はてんこ盛り!盛り過ぎて、浅くなってしまった感が否めないけれど、日本の夏といえば怖いお話だし、少なくとも涼しげなので夏らしい一作と言えるかもしれませんw

 

この週、長年使用していた電子レンジがついに壊れました。1996年製のNEC物!もう大往生ですよねww なので「ありがとう。お疲れ様でした」と、さっさと500円の粗大ゴミシールを貼って処分しました。代わりに我が家に来たのはシャープのオーブンレンジ。使いこなせるかなw

 

さて、未だに三浦春馬ショックを引きずっています(涙)。先週あと3本、と言っていた『せかほし』は私の勘違いで、その時点ではあと4本だったんですね。で、この週残り3本のうちの1本が放映され…また追悼画面が出て悲しみを新たにしてしまいました。ぴえんT T