Amy's This Week

2019.09

14
2019.09.14

9/2-8, 2019 Deuces Are Wild East Coast Run TP後編と、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

随分とアップが遅くなりごめんなさい。急にバタバタしてしまって。今回は前週に続き、Show Dayに挟まれた中二日のフリーデイ二日目からです。

この日は、まずは車で30分ほどのコネチカット州ハートフォードへ足を伸ばしました。もともと、スプリングフィールドという街はマサチューセッツ州なんですが、超端っこ。東京で言うと町田辺り?w 最寄り空港はコネチカット州ハートフォードになるのです。そんな隣町にあるアメリカ最古の公立美術館へ行きました。トップ画像は、初めて見たゴッホの『ポピー』。素敵でした❤️

外観はまるでお城のようなワズワース美術館。コレクションも良かったです!

なんと、こんなアメリカの美術館にカラヴァッジォもあったんですよ!ワズワース氏はアメリカの松方さんですね〜。カラヴァッジォの『アッシジの聖フランシス』。美しい!

また、ここでも草間さんに会ってしまいましたww TPと縁が深いww

この日は駆け足で芸術を堪能し、実は買いたかったカレンダーも荷物になるからと諦めて、午後イチで次の目的地に移動しました。何も無さそうなスプリングフィールドを調べていた時に「あっ!」と嬉しい悲鳴を上げた所。まさかの、こんな所にSix Flagsがあったんですね〜ww アメリカの富士急ハイランド?絶叫マシン遊園地です。後で知ったのですが、前日にはエアロ・クルー達も行っていましたw

どうです?この高さww が、このどんよりした雲が曲者で、遊び始めてしばらくすると雨が降り出してしまったのです。それでも小雨だったし、ビニールポンチョを買って、むしろ空いていてラッキーと絶叫マシンは制覇しましたwww って、2名様は途中で別行動となりましたがww

私はTPを企画したり実施したりしていますが、厳密に言えばTPは個人旅行ですし、私も添乗員ではありません。ライヴ会場におけるVIPイベントでは添乗員みたいなものですが、それ以外では皆様に困ったことがあれば出来る限りのことをさせて頂きつつ、フリーの日は私も自分でチケットを買い皆様と一緒に遊びますw となれば、ここで遊ばずいつ遊ぶ?!くらいの勢いで、Six Flagsではびしょ濡れになりながら頑張りましたよwww 20代の頃はカリフォルニアのSix Flagsマジック・マウンテンに何度も行ったな〜❤️ あれから何十年?www 人はそう変われないようですねw

取り敢えずここまで来たら絶対乗らねば!と言うのが、スーパーマンとバットマン、ジョーカーでした。ガラガラだったのでさっさと制覇出来たのは悪天候のおかげです。でも、私がここで一番気に入ったのはこちら。昨年出来たばかりのハーリークイン。楽しかったです〜❤️ 動画がありました。見てみて!

とまあ、今回58本目のTPで初めてSix Flagsに行けて、もうスプリングフィールド、サイコー❤️ 途中から別行動だったお二人も、ゲームに挑戦してちゃんと戦利品をゲットしていて、皆アメリカの遊園地を堪能しました。

そしてあっという間に最終日。この日はライヴまでホテルから徒歩で行けるスプリングフィールド・ミュージアムズに行きました。なぜミュージアム「ズ」かと言えば、いくつもの美術館・博物館の集合施設だからです。その中の2館に行きましたがこちらもなかなか良くて、スプリングフィールド侮れません!ちょうどゴッホ展が開催中でした。

楽しかったのは、ゴッホ作品を三次元に再現していて、見る側も作品に参加出来る展示がたくさんあったことです。これって、空いているアメリカでしかあり得ない!ww 私もあのお部屋に入っちゃいましたww

こちらはルーラン夫人になりきったTabasaさん。お写真ありがとうございました!すごい、ぴったり!!ww

とまあ、予想以上に楽しく過ごした最終日。この後は2本目のライヴです。この日VIPイベント参加は無かったので、3名様とは別れ、私は現地の友人たちとの早めディナーに合流しました。現地の…と言っても皆2時間以上のドライヴでボストン方面からやってきた人達です。彼女たちにとっても、ここはエアロライヴがなければ一生来なかったかも、な田舎w 言っていました。「スプリングフィールドってどこ?って感じよ!!」ってねwww

この日のバックステージには、4本あったこの地の最終日ということで、新しいMGMスプリングフィールドでの皮切公演が無事に終わることを(まだ終わっていないけどw)お祝いしているような雰囲気がありました。それもあるし、East Coast Runの最終日でもありますからね。この後はまた、ラスヴェガスに戻るわけです。ちょっとした良い気分転換になったかもしれないですよね。しかもヴェガスなんて8月を過ごす場所じゃないですしねwww

これは、ポスターではなく会場の壁にペイントされたアートワークです。そこにじかにバンドがサインをしていました。あと残るはブラッド!ジョーイは…欠けたままになるのかもしれないですね〜 (^^;

3名様のこの日のお席は花道先端!開場後気になったので見に行くと、やはり後ろからゴリゴリなアメリカ人ファンが押し寄せてきて花道にへばりつこうとしているではないですか!慌てて「席から立って花道にへばりついて!」と指令(^^; そして成功。ホッと安心しました。

この後私は、チケット渡しの役を受け、その人たちがなかなか来なくて頭3曲を見逃すという…涙。せっかくの『リッチ』だったのにな。まあ、こんなこともあります。3曲で済んだし、受け取った人たちが喜んでくれたのでまあオッケーです。

この日はヴェガスではあり得ない、ステージサイドから観せてもらいました。ヴェガスではここも客席にして販売しているので、フレンズ&ファミリーは上がれません。なんか、ここに立つと『ボーラプ』を思い出すんですよね❤️ そばにはジョーの妹さんもいらしていて、とても明るく気さくで若々しい方でした。『クライン』でSTが来てマイクを差し出した時ワンフレーズ歌い、その後「歌えたわ!」と大喜びしていましたよ。素敵❤️

スクリーンの写真ですが、このSTが被っている帽子はTabasaさんのもの!2曲も被ったまま歌ってくれました。手が届くポジションとなれば、何か思い出を残したいですよね。大成功でした!自分のことのように嬉しかったです。おめでとう!!!

というわけで、田舎とはいえボストンと同じマサチューセッツ州公演に行ったTPは無事に終了しました。私が言ってはイケナイかもしれませんが意外にも、とても楽しいTPとなって良かったですww 今回は、昨年ラスヴェガスTPを発表した時に、ヴェガスではなくその後の東海岸公演にする…と、ご予約を頂いていた方々のみで実施したので、募集→受付→というプロセスのないまま実施に至りました。初めから参加者が確定している稀な機会でしたが、こうしたカスタマイズTPもVIP Clubらしいと思いました。これをお読み下さっている皆様も、最低3名様揃えば出来る限りご希望に沿ったTPを実施したいと思いますので、ご要望があればどうぞ。もちろん、お早めにね!

 

そんな週の一本は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』です。

う〜ん、王道作品は嫌いではないけれど、あまりに揃い過ぎている気がしてどうかな〜とあまり期待していませんでした。タランティーノ監督も、嫌いではないけれど大好きという程でもなく…。でもやはり、王道は王道を行くんですね。あっぱれ!というのが感想ですw

ディカプリオがめちゃおっさんなのはそういう役だから。それは良いとして、なによ〜ブラピめちゃくちゃ良いじゃない〜!!人生を達観しているような、好きな仕事をしているのだからオレはこれで良いんだ…的な。「お前良い奴だな」と言われて「そうなるよう努力してるよ…」と答えるクリフ役のブラッド・ピット。う〜ん、ビールを一箱届けてあげたい!!ww

さて、どうしても書きたいので、ここから先はネタバレになります。嫌な人はこれ以上読まないで!

 

 

この作品のストーリーはまったく知らないまま観ていたし、シャロン・テート事件はあまりにも有名なので、シャロンが登場した時から、どんな風に描かれるんだろう?と、期待ではないけれど、ずっとドキドキして観ていました。ブラピがお屋敷の中で戦っている時も、この後隣に移動するの?と思っていたし、ディカプリオがなんと火炎放射器をぶっ放す(ね、こーゆーところがタランティーノっぽくて、私はちょっと苦手ww)時も、え?殺しちゃうの?じゃあ、奴らの仲間がこの後追加で来るの?なんて思って観ていました。

なので、これらの後にあっさり終わってしまった時、シャロンに「一杯飲みにいらっしゃいよ〜❤️」なんて言われた時、何が起きたのか私は戸惑うばかりww え?どーゆーこと?これで終わりなの?この後何も無いの?とwww やがて本当に映画上映が終わり、やっとじわじわとタランティーノ監督の映画愛が伝わって来たのでした。そーか〜。これは『ラ・ラ・ランド』とはまた別の、タランティーノ的ハリウッド愛を形にした作品だったのね!ちょっと、いえかなり感動w

『Once Upon A Time in Hollywood』というタイトルから、どうしても大好きな過去の名作『Once Upon A Time in America』(1984)を思い出してしまいます。あちらはシリアスなドラマで、デニーロが最高で、4時間以上もの大作の最後の最後で、ええ〜〜〜???と衝撃を受け、それでセルジオ・レオーネ監督にやられた…感に浸るわけだけど。あちらとは違い軽いノリのハリウッドを舞台にしているのもタランティーノっぽいし、最後にええ〜〜〜??と衝撃を与えられて、でも、ニヤ〜っとさせてくれるのもタランティーノっぽいです。ちょっと好きになったかもww

ただ、この時代を描く時、とにかく誰にでもタバコを吸わせれば良いと思っていませんか?って気がします。もう観ていて息苦しくなりそうww ん〜、でも実際そうだったのかな。俳優さんも大変よねww でもとにかく私は、屋根の上でアンテナを修理するブラピのシーンを、ポスターにして欲しいです❤️ 以上!