Amy's This Week

2021.10

04
2021.10.04

9/27-10/3, 2021 都心ピークハント散歩と、『MINAMATA』

妙齢女子にとって、いえ、きっと男性も同じでしょうが、年齢を重ねてくるとそれまでと同じ生活をしているだけでどんどん体に脂肪が蓄積されていきます(泣)。基礎代謝が落ちるのですから当然ですが、だいたい35歳くらいがピーク?なんて思っていたら、なんと基礎代謝の平均ピークは男子18歳、女子15歳ですって!完敗wwww

それじゃあ仕方ないw と思うし、まあ大人になると体型よりも中身、つまり健康であることが最も大事!と思うようになります。逆に言えば、健康第一!なんて言い始めたらもう歳だということwww でも歳を重ねることこそ、世界中誰にでも公平にやってくることなのだから、そこは諦めを持って、健康維持に努めるしかないですねw

ということで、9月最後の週は友人といつものようにランチをしておしゃべり…ばかりじゃ健康的ではないし、アプリの登山地図で都心にも山(と名前が付いている!)があると分かったので、都心でピークハントをすることになりました。で、新橋を起点として、まずは浜離宮恩賜庭園へGo! 立派な橋を渡って行きます。

東京生まれ東京育ちなのに、浜離宮へ行ったのはこれが初めてでしたw 何となく、場所柄江戸城のお庭?くらいに思っていたので、それは当たっていましたが、明治維新で皇室の離宮になったので今の名前になったとか。なんか明治政府って、何でも徳川から奪っているのね。ちょうど現在放送中のNHK大河『青天を衝け』が初めて徳川側から見た明治維新で、家康ファンの私としては溜飲が下がる思いで観ています。明治維新って、単に薩摩藩のクーデター。そして勝てば官軍。あ〜あ、もしも薩摩が存在せず徳川が続いていたらどうなっていたでしょう?って、キリスト教が存在せず古代ローマが続いていたら…?と考えるのと同じかなwww

手元のアプリで地図を見ながら歩くとはいえ、実際にこうして地図を見ると、ん?どこかに似ている?あ!ディズニーシーにそっくりじゃないですか?www

一緒に歩いた友人は、かつての職場がここのそばだったとか。その頃に比べると、ずいぶん周囲にビルが増えたと驚いていました。そうでしょうね〜。汐留って昔はお台場あたりと同じで、ペンペン草が生えた何も無いところだったんだからwww てか、汐留と言えば、私は幻のWarrent初来日ライヴを思い出します。1990年!

何もない原っぱに簡易的に建てられたライヴハウスで、今でこそ言えるけどめちゃくちゃ仕切りが悪くて、わずか2曲目で負傷者が出て公演中止。その負傷者だって、実はファンではなくて仕切り側というお粗末さ。あれ、ファン側には違いなんて分からないけれど、ちゃんとした来日公演ではなくて、レコード会社が招聘したプロモーション来日だったんですよねorz バブルでしたね〜涙。

なんてことがこのすぐ近くで起きたんだ…なんて考えながらのインパーク!おお〜、この葉っぱ一つ落ちていない綺麗さ!美しい!凄いお手入れですね!

さて、地図を見ながらピークハントしていきます。一座目が新樋の口山で標高3m、二座目が樋の口山標高4m。標高が一桁ってwww

頂上はこんな感じw 可愛いですw

考えてみれば、山の頂上からこれほど近くにビルが見えるのってあり得ませんwww

続けてこちら。御亭山標高5m。ん?読み方は、おちん山?漢字の読み方って「こう読むの!」と言われればそれまでだけど‥ねぇw 山頂にはベンチがあり気持ち良さそうだったけど先客あり。狭い山頂なので、さっさと諦めて下山しましたw

続けてこちらも標高5mの富士見山。昔はここから富士山が見えたんですね。今はビルに囲まれててとても無理ですorz

あれはサギ?

ホント綺麗に整備されているし、周囲のビルとのコントラストも絶妙な都会のオアシスですね。

これは可美真手命(うましでのみこと)像。日本の軍神だそう。それは良いとして、なぜこの写真を撮ったのかと言うと、この像の手前で職員さんが丁寧に枯葉を掃いていたので、思わず「こんにちは!綺麗にして下さりありがとうございます!」とお声掛けしたのでした。するとその方がいろいろお話しして下さり、松の木のオスメスの見分け方(てか、松にもオスメスがあったんですね!w)を教えてくれたのでした。この像の右側がメスで、左側の木がオス。メスの松葉は柔らかいのに、オスの葉は硬く刺さって痛い!幹の色も全然違うんですね。お陰様で、今後松の木を見たらオスメスどちらかを当てられそうです!おじさん、ありがとうございました。

ということで浜離宮を出て…

次はお隣の芝離宮です。こちらは浜離宮に比べて小さめで、入園料も浜離宮の半額150円でした。

このエリアでお勤めしていたという友人は、ここによく来ていたそうですが、もちろん私は初めてw お昼休みにこんなところに来れる人たちが羨ましいです。

そんな芝離宮にもピークがありました。大山。標高9m。おお、結構高めですwww

山頂からの景色です。良いですね〜。

下山ルートww

こちらもとても綺麗な庭園でした。一周して楽しんでから、浜松町駅を超えて、まっすぐ東京タワーに向かいます。

考えてみたら、車じゃないので増上寺の中を通り抜ければ近いです!増上寺立派。そういえば、東京タワーのある場所もかつては増上寺の境内の中だったそうですね。芝公園、プリンスホテルなどすべて。

ここにも徳川家の霊廟があります。せっかくなので入りたかったのに、何と15:00までですってorz ちょっと過ぎてて残念!

さて、東京タワーに到着して、お手洗いに寄ったりして、すぐ脇にあるもみじ山に登りました。標高25m!高いと感じてしまいましたよwww で、これは山頂にある如意輪観音様。お参りしておきました。

もみじ山を下りるとそこはもみじ谷。紅葉時には綺麗でしょうね〜。その頃また来てみたいと思いました。以前は東京タワーの徒歩圏内に弊社事務所があったし、私の弟が通っていた高校は東京タワーのほぼ真下w 芝公園は日比谷公園より身近な感じがします。

次に愛宕山を目指すと、途中にあった工事現場?と思ったら、発掘現場でした!うわ〜、一体何が見つかったんでしょう?

そして本日の最高峰、愛宕山です。この階段を見て、友人は「うわ〜!」と愕然w 私も今よりずっと若かった時にここや、池上本門寺の階段で吐きそうになりましたw さらにエジプトの赤のピラミッドで玄室へ降りた時!あの時はもう、降りながら「これはヤバイ」と思ってはいたんですよねw だって、降りたらまた登らなきゃいけないからw とにかく長い階段でガイドさんや友人はどんどん上がって行く後ろ姿を見ながら、私は途中もう動けなくなり、自分がそのままそこでミイラになっちゃうかと思った…なんてことも思い出しましたよwww

そんな、あちこちで階段に挑んだ経験から一つ学んだことは、別に急がず、途中休みながら登れば、絶対に登れない階段は無い!ってことwww 単純なことですねwww で、友人にも「休み休みで良いんだから」と言っていざっ!

ここは『出世の階段』と言われ、その昔、この階段を馬で駆け上がったら「見事!」と言われご褒美で出世出来たからw なのに現代は駆け上がったらダメだって。世知辛い世の中ってこと?っていうか、万が一落ちた時の保障問題な気がしますねw もちろん、私たちは駆け上がるなんて絶対に出来ませんがw

無事に登れて、頂上で参拝。愛宕山、標高25m。23区内の自然な山では最高峰だそう。

もちろん、ナデナデしましたよ〜w

ここで一休みすることに。うわ〜、9月下旬でもかき氷が食べられるなんて嬉しい!しかもアイスクリーム乗せww お盆も可愛いですよね!

なぜか茂みに頭を突っ込んで寝ていたにゃん。触っても動かずw

ひとしきりニャンに触ってから、帰りは女坂を下りて、最後は日比谷公園経由で銀座一丁目まで歩きました。総距離9.8km。頑張りました〜w 私にはほぼアップダウンの無い道程だったので、なんなら時間さえあればもっと行きたいくらいでしたが、そもそもスタートが遅かったし、歩き慣れていない友人はあまり無理しない方が良いのでこの日はこのくらいで。23区内には他にもピークがあるみたいだし、そのうち鎌倉とかも良いよね〜。って感じで、だんだんお散歩にハマるお年頃www これから涼しくなるし、友人と一緒にあちこち楽しめれば良いな〜と思っています。

この日の原動力になったランチがこちら。さんま定食でしたww 美味しかった!

 

さて、そんな週の一本は『MINAMATA』です。 とにかく、愛するジョニデなんだからと観に行きましたが、なかなかヘヴィーでした。マイケル・ムーア監督の『華氏119』で、米ミシガン州フリントでの水質汚染を知り憤りを覚えたけれど、その遥か昔に日本でこれほどの問題が起きていたとは。微かに名前を聞いたことはあっても、詳しい内容は知らなかった身には衝撃的でした。それも視覚的に。『百聞は一見にしかず』と言う通り、1枚の写真でこれほどに全てが伝わるとは。胸にず〜んと響く作品でした。

さて、テーマがヘヴィー過ぎなので、敢えて映画ファンとして出演俳優についての感想を。衝撃的な写真の撮影者ユージーン・スミス氏を演じたジョニデは、本人になりきるように少し太り、白髪混じりのヒゲを生やし、タバコを吸いながら、酒を浴びるように飲みます。最近の映画では、喫煙シーンもよく観ればふかしているだけの俳優さんが多い中、ジョニデは深〜く肺まで吸い込んでいて…かなりジョニデの健康が心配w 『ナインス・ゲート』を観た時も、見ていてこちらがむせそうになったのを思い出しました(^^;

またあくまでも問題はこちらなんですが、ジョニデの相手役の美波さんが『電波少年』を観ていた私には松本明子にしか見えなくてwwwww ホント、ごめんなさ〜い!!!wwww こんなこと思うの私だけ?いや『電波少年』は90年代だから、今40歳以上の人はみんなそう思うと思うんですけどねww

あとすごく気になったのが、真田広之さん。熊本弁ものすごく練習したんだろうな〜と感心して観ていましたが、終盤ジョニーと並んで立つシーンがあります。そこでほぼ身長が同じなんですよ!それはないでしょwww これは一体、真田さんはどんな台の上に乗っているのだろうと気になって気になってwww もちろん、絶対に真田さんの足元が映ることはありませんでしたよwww

あ、あとビル・ナイが相変わらずカッコ良いおっさんでした〜❤️…と、なんか軽いことばかり書いてスミマセン!内容があまりに濃かったので、下手な感想は書けない状況です。ただ、こうしたテーマに関心を持って自らが主演して映画化たジョニーは、やっぱり本当に素晴らしい人だと思った次第です。素晴らしい作品でした。

 

さて、10月に入り1日は台風で猛烈な雨でした。午前と午後それぞれに病院の予約があり、久しぶりに長靴を履いて出掛けましたが大正解でしたよ。でもさらに風も強くてすっかり腿がビショビショw で、翌日の台風一過では暑くてまたクーラー稼働…と、なんだかお天気に振り回されますよね〜。10月いっぱいは台風が多いと言われますが、今後大きな台風が無いことを願うばかりです。ではまた来週!