Amy's This Week

2019.02

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2019.02.11

2/4-10, 2019 パットの一周忌と、『クリードII』

2月7日はパット・トーピーの一周忌でした。早いですね…。エリックのFacebookポストが素敵だったので、FB上でシェアしましたが、ここではその日本語訳をお届けします。

「僕の友達パット・トーピーがこの世を去ってから、もう1年経ったなんて信じられない。バンド兄弟として、30年以上一緒にプレイしたんだ。彼こそがバンドをまとめてくれていた。もちろんドラムスの腕は最高だったし、スタジオでも、ツアーでも、パットは僕のヴォーカル・パートナーでもあった。それにMr. Bigを支えてくれた歴代のクルー・ガイズ(いや、サウンドエンジニアに一人女性もいた。ミッシェルだ)も皆、パットを尊敬していたよ。彼は最高に素晴らしい人間で、今でも恋しくてたまらないよ…。

ここ数年で多くの友人が亡くなったり、何かの病に倒れたりしていて、僕らは非常に打ちひしがれている。だからこそ、兄弟・姉妹の絆を強くして、お互いに支え合う必要があるんだ。ずっと僕達を楽しませてくれた亡くなったり、病気になった友人達のために、祈り、手を差し伸べよう。もし出来るなら経済的支援を。ただ愛しているとSNSにポストしたり、メールしたりでも良い。彼らへ思いを届けよう。会ったことがあったり、君の世界に衝撃を与えてくれたアーティストや、フォトグラファー( https://www.facebook.com/alex.ruffini みたいに)、素晴らしいクルー達…みんな、そうしてもらう価値が十分にあるよ。

僕の友達パット、君のことを生涯誇りに思う。そしてみんな、愛しているよ!」  - エリック

エリックのパットへの思いが、切々と伝わりますよね。本当に大切な友人を失うのは辛いものです。そしてそれは、ビリーもポールも同じでしょう…。

私は過去2回、Mt. Bigのジャパンツアーに同行させてもらいました。2014年と2016年で、2014年のM&Gでは、オリジナルの4人でした。その時でもパットには感謝しかありませんでしたが、さらに2年後にも、パットはM&Gに参加してくれました。さらにマットも。これにはバンドの優しさを感じましたよね。また、VIPギフトにはメンバーのサインもあるのですが、2016年は、パットのサインはなくてもOKというスタンスでした。だって何百とサインするんですよ。健常者でも結構シンドイことだと思うんですよね。なので我々VIPスタッフは事前に、マネージャー氏に「パットのサインは無くても大丈夫です」と伝えていました。するとマネージャー氏も「分かった。パットに無理しなくて良いと伝えるよ」ということでした。

が、その結果、戻ってきた写真の束には、すべてパットのサインがあったのです!うわぁ〜!パットサインしてくれたんだ!!と、関係者一同大感動。本当にありがたいことでした。VIPサウンドチェックも、最初から最後までパットもプレイしてくれました。この写真は、2017年9月22日の金沢です。

こんな風に、全力でファンのために尽くしてくれたパットに対して、パットが亡くなって以降我々に出来ることは、絶対にパットを忘れないこと!と私は思っていましたが、やはりエリックの言う通り、覚えているなら、アクションも起こさなきゃですね。

昨年の5月にパット・トリビュート・ライヴを観に行くTPを実施し、その時特別に教えてもらったパットのお墓参りもしました。行くのが早過ぎてまだ墓碑銘も無いお墓でしたが、むしろそんな状態の時に行けたことも良い思い出になっています。次に行く時は、しっかりと名前が刻まれているでしょう。タイミングが合えば3周忌TPもやろうと、その時のTP参加者達と約束をしています。その頃に、ちょうど良いタイミングでMr.Bigのライヴがあるといいな❤️と、強く期待しています。絶対に忘れずに、出来ることをする!それが、パットへの供養ですね。パットの存在は永遠です!

さて、エリックが「クルー」についても言及していましたが、この週、ナイト・レンジャーのツアー・マネージャー氏の訃報が届きました。えっ?あのエネルギーの塊みたいな人が…(涙)。VIPメンバーのしんげんさんのM&G時、しんげんさんのご主人が撮って下さった写真があります。

ナイト・レンジャーのVIPでは、特定のカメラマンはおらず、私とツアマネ氏が代わり番こにミーグリ撮影をし、この時は私が撮っていますが、手前に写った大きな人がナイト・レンジャーのツアマネ氏です。

見た目がコワモテですが、結構中身も怖くて、私はピリピリしていたんですよねw そんなコワモテ・ツアマネ氏が、すべて終わった時に笑顔を見せてくれたのが、どれほど嬉しかったか!(^^; でも彼はあくまでもツアー・マネージャーなのに、VIPもかなり仕切っていたのですから、本当に物凄い仕事量をこなしていたわけで、バンドからの信頼もめちゃくちゃ厚かったと思います。

ナイト・レンジャーが、公式な追悼ステイトメントをSNS上に発表しました。その日本語訳です。

「非常に辛いことですが、我々は親しい友人であり、長年のツアー・マネージャーだったトッド・ルイス・コンフェッソーレが、2019年2月5日にこの世を去ったことを確認しました。

この訃報はあまりにも突然で、我々は驚愕しています。ナイト・レンジャーのツアーという船は、船長のトッド抜きでは、決して今まで通りというわけにはいかないでしょう。

我々はこの最も辛い時期にいるトッドのご家族に対して、心からのお悔やみと愛と光を送ります。そして、この素晴らしく、疲れ知らずの男と知り合えたこと、長年彼と共に仕事をする栄誉にあずかれたことに、深く感謝致します。

トッドが愛したバンドのステージは、いつもこの言葉から始まります。『レディース・アンド・ジェントルメン、最高が欲しいんだな?これが最高だ!』トッドのおかげで、我々はバンドが望む『最高』をいつも手にしていました。今後我々は、彼を思う事なしに、彼の人生を讃える事なしに、再びステージに上がることはないでしょう。

ロックし続けてくれ、兄弟のトッドよ」

ナイト・レンジャーのメンバーたちの、沈痛な面持ちが目に浮かぶようです。今後彼らは、トッドの代わりは2人雇わなくてはならないかもしれませんね。私は今回の訃報で初めて彼の年齢を知り、さらなるショックを受けました。まだ51歳だったそうで…。あまりにも早過ぎます。トッドさん、どうか安らかにお眠り下さい…。

…と、ちょっと暗いこの週の私に、一つ良いこともありました。それは…、ひかりTVの接続が自分で出来たことです!!これでまたBSやWOWOWを見ることが出来る❤️

我が家ではずっとJ-comでした。初めは以前のアンテナと違って天候に左右されることがないと喜んでいたのですが…、これがもうトラブルが多いったらなくてorz 月1万円近く払いながら、BSに至っては一切見ることが出来なくなり、それでも面倒臭がり屋の私はあまり見ないからいっか〜と放置していたら、一切見ることが出来なくなりました。そんなことが何度もあって、結局昨年末に「もういらない!」と、契約を解除したのでした。

その後あっとゆー間に日々が過ぎ…気づけばグラミー賞やアカデミー賞がある2月じゃないですか!このままではいけない!と色々調べたら、おおっ!ひかりTVならアンテナを買う必要もなく、すぐに出来そうだ!となり、この週一式が届いたのでした。いやいや、やれば出来るな〜❤️ おかげさまで、しっかりとグラミーもアカデミーも観ることが出来そうです。しかも料金もぐっと安くなりました。やった〜!

…と、人生山あり谷ありを実感した週の一本は…『クリード 炎の宿敵』です。

全6作でロッキー・シリーズが終わったと思ったら、さらなる続編と言える『クリード』が出ました。これはその『クリード』の『2』となります。

もう義理というか、義務というか…私にとってロッキーはスタローンが死ぬまで付き合う存在なので、とにかく観るしかないのですw ある意味惰性かもしれないのですが、これがもう、観ればやっぱり熱くなってしまうんですよねww

嬉しいのは、ロッキーシリーズは絶対にロッキーがスタローンなので、リアルタイムで進むということです。そのため、この『クリード2』の舞台は現在。ということは、ロッキーのホームタウンであるフィラデルフィアにはすでにロッキーの彫像もあるし、多くの観光客が毎日美術館前のあの「階段」を走り登っているわけです。大感動したロッキー・シリーズ最後の『ロッキー・ザ・ファイナル』のエンディングで、そんな多くのロッキー・ファンたちの姿が描かれ、最後の最後まで目が離せなかったのですが、この『クリード2』では本編の中で美術館前が登場し、ロッキーの彫像や、階段を走っていくファンたちが映ります。いかに今でもロッキーが人気か…を物語るシーンです。これって、もしかしたら仕込みじゃなくて、本当の観光客たちを撮影したのかもしれないな〜なんて思いながら見て、TPで行った時のことも思い出しました。

フィラデルフィアへ行く時は、出来る限り観光にこの階段を入れるようにしています。特にロッキーのファンではなくても、周囲のアメリカ人たちがみんなやっているので、一緒になってやると本当に盛り上がるんですよね❤️ 

そんなわけで、いつ観ても試合のシーンは大興奮するし、懐かしくも楽しかったTPを思い出させてくれるシーンもありで、やっぱり観て良かった!と思えたロッキー・シリーズでした。

三連休は大寒波到来!皆様、風邪引かないように、暖かくしてお過ごし下さいね!!